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【Pancrase336】宣言どおり!? 元DEEP王者の住村がTD&コントロールで草MAXをドミネイト

【写真】自分のやるべきことをやり切った勝利(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
草MAX(日本)

サウスポーの草MAXが右ジャブを伸ばすと、住村は左右ローでけん制する。住村がワンツーから組みついたが、草MAXが突き放した。右ロー、右前蹴りを見せる住村に対し、草MAXもローを繰り出す。パンチを振るって草MAXにケージを背負わせる住村。草MAXはケージ中央に戻ったが、住村がニータップで飛び込みグラウンドに持ち込んだ。ケージ際でパスした住村はサイドで抑える。草MAXはケージキックから反転するも、住村がバックに回った。

右足を入れる住村は、立ち上がる草MAXを再びグラウンドに引きずりこむ。草MAXはハーフガードへ。左腕を枕にして、草MAXの右手首を抑える住村はパスを仕掛けていく。ケージ際へ下がる草MAXをパンチで削る住村が、立ち上がった草MAXから離れてケージ中央で見合って初回を終えた。

初回はジャッジ3名が住村に10-9をつけている。

2R、住村の右インローを草MAXがカット。草MAXを右ローを繰り出したところで住村が飛び込み、ニータップでテイクダウンを奪った。二重絡みのハーフガードで守る草MAXを抑え込む住村は、コツコツとパンチで削る。さらに左ヒジを入れる住村。パスからバックに回り、草MAXの左手首を抑えた。左足を差し入れ、左腕をキムラで抱えてきた草MAXの動きを完全に潰した。

2Rもジャッジ3名が住村に10-9をつけている。

最終回、草MAXの左三日月蹴りが住村のボディに突き刺さる。しかし組みついた住村がボディロックからグラウンドに持ち込んだ。テイクダウンと同時にパスしている住村はサイドへ。コツコツと左ヒジを叩きつける住村は、さらに左腕を枕にして肩を叩きつける。体を起こした草MAXのバックに回った住村は、ケージ際でバックコントロールで優位に進めている。ボディにヒザを突き刺し、草MAXを立たせない。

残り1分で足を入れた住村がバックマウントから草MAXの体を伸ばす。最後はバックコントロールから、立ち上がった草MAXを再びグラウンドに引きずりこんで試合を終えた。

裁定は本人の言う「塩漬け」にした住村がフルマークの判定勝ち。相手が動きたくても動けない。動かさないのは技術だ。


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