【POUNDSTORM01】アイポークによるテクニカル判定、組みで優位に立った岩﨑大河が三上ヘンリーを下す
【写真】三上ヘンリーのアイポークによるテクニカル判定決着、岩﨑が勝利した(C)MMAPLANET
<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
Def.2-0:20-18.20-18.19-19.
三上ヘンリー大智(日本)
※ 2R3分49秒までのテクニカル判定
サウスポーの三上が飛び出し、右ジャブを当てる。岩﨑はケージを背にしながら、ボディロックでテイクダウンを奪う。下になった三上は右足をフックさせ、下からパンチを打ち込む。立ち上がった三上のバックに回った岩﨑が、ボディロックでグラウンドに戻した。パスしてサイドから抑え込む岩﨑。三上は反転して立ち上がるも、岩崎はそのままケージに押し込んだ。ここでバッティングが起こり、試合は一時中断される。
同じ状態から再開後、岩崎がケージに押し込んでいくが、三上が離れた。ケージ中央で右ハイを放った岩﨑が足を滑らせ、マットに背中を着いてしまう。三上はグラウンドに行かず、レフェリーがブレイクをかける。スタンドで再開後、岩崎がケージを背にしてサークリング。三上は岩﨑の右ミドルをキャッチして打ち返す。岩﨑が距離を取って左クロス。最後は岩﨑が三上にプレッシャーをかけていった。
2R、岩崎の右前蹴りをキャッチした三上は、足を捌いて左ハイ。これはかわされるが、三上がプレッシャーをかけていく。ケージ中央で岩﨑の右前蹴りが、三上の下腹部に入ってしまい、ここも試合中断となる。再開後、岩崎は両手を前に出して相手との距離を保つ。三上は右ジャブ。岩﨑が右ローと右ミドルで相手を下がらせる。三上の右ジャブがクリーンヒットするも、岩崎の前蹴りで尻もちを着いてしまう。
2分過ぎに岩崎が組みつき、左腕を差し入れて相手をケージに押し込んだ。三上は正対して離れ、左ヒジを狙うと岩﨑が距離を取った。岩﨑は右ミドル。三上の右ジャブがクリーンヒットする。三上のパンチをかわして距離を詰めた岩﨑が連打で攻め立てる。ここでディフェンスする三上にアイポークがあり、またも試合が中断となった。
ドクターチェックの末、岩崎が続行不可能と判断され、ここまでの採点内容で勝負は決することに。
1人のジャッジは1Rずつ振り分けたが、残り2人がフルマークで岩﨑につけ、岩崎がテクニカル判定で勝利した。