【UFN204】ハイでダウン、ヒザでマウスピースを吐きだしたトプリアが右フックでハーバートを逆転KO
<ライト級/5分3R>
イリャ・トプリア(ドイツ)
Def.2R1分07秒by KO
ジェイ・ハーバート(英国)
上背、リーチで優るハーバートはジャブを伸ばし、ワンツーで左を当てヒザを狙う。右を振ったトプリアは、左ハイを顔面に受けてダウン。すぐに立ち上がって組みつくと、ハーバートをケージに押し込む。押し込みながら殴るトプリアはハイクロッチ、シングル、そしてダブルに移行すると、リフトしてテイクダウンを奪う。即パスからクルスフィックスに取ったトプリアだが、ハーバートが腕を抜いてクローズドガードを取る。割って担ぎパス狙いのトプリアに対し、ハーバードは足を戻す。鼻血を流トプリアが抑え、トプリアは蹴り上げから離れてヒザを突き刺す。
マウスピースを吐きだしたトプリアは、レフェリーに戻されると右ハイをガードする。ハーバートは左ジャブを伸ばし、トプリアのワンツーをバックステップでかわし右ヒザを顔面に届かせる。またもマウスピースを吐きだしたトプリアは、その後も右を被弾して初回を失った。
2R、ジャブで前に出るトプリアに対し、ハーバートは左リードフックを狙う。トプリアはハーバートの左の蹴りに右オーバーハンドを入れる。殴られても、ハイで蹴られ、ヒザを突き刺されも前に出るトプリアは、ケージに詰まったハーバートの左フックに左ボディを打ち、右フックを振り抜く。この一発がハーバートのアゴを打ち抜き、トプリアが逆転KO勝ちを決めた。