【UFC271】ヘルナンデスをTDしきれずも、パンチで打ち勝ったモイカノがRNCでフィニッシュ
【写真】ライト級転向後、3勝1敗。3試合ともRNCでの一本勝ちだ(C)Zuffa/UFC
<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
Def.2R1分23秒 by RNC
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
モイカノが右ローを2発、ヘルナンデスは足を使って距離を取り左のインローを放つ。モイカノの右ストレートをスウェーでかわしたヘルナンデスは右ストレートを放つも、モイカノはそれをかわしてワンツーを返した。モイカノがテイクダウンをフェイントにヘルナンデスにケージを背負わせたヘルナンデスは、すぐに脱出。ケージ中央に置い戻し、モイカノのシングルをスプロールしてスタンドを選択する。モイカノはヘルナンデスのパンチをかわしながら組み付き、両腕を差し上げてヘルナンデスをケージに押し込む。一度尻もちを着かせたモイカノ、ヘルナンデスはすぐに立ち上がった。
しかしモイカノはクラッチを解かず、ボディロックからクリーン・テイクダウンに成功した。ハーフガードを取るヘルナンデスが立ち上がろうと試みるも、モイカノは再び背中を着かせる。しかしヘルナンデスが立ち上がり、試合は再びスタンドへ。左右のストレートを繰り出しながら前に出るヘルナンデス。モイカノはシングルレッグの体勢に入るも、ヘルナンデスがカットする。サウスポーにスイッチしたヘルナンデスが右ジャブを突きながらシングルレッグを仕掛けたが、倒すことはできず。再び距離を取ったヘルナンデスが、オーソドックスにスイッチして相手を中に入らせず、ラウンドを終えた。
2R、いきなり右エルボーを叩きつけたヘルナンデス。しかしクリーンヒットとはいかず、反対にバランスを崩してしまう。モイカノが前に出て、首相撲から右ヒザを突き上げた。さらに右アッパーからのコンビネーションを当て、ヘルナンデスを下がらせるモイカノ。ヘルナンデスの左フックを頭で受け、パンチで追い立てるモイカノ。ヘルナンデスがテイクダウンを狙ったところに、左ヒザを合わせてからグラウンドに持ち込んだモイカノが、ケージ際でそのままグラウンドで上になる。すぐさまバックに回ったモイカノは右腕をヘルナンデスの首に回し、ゲイブルグリップでRNCを極めた。