【NEXUS25】須藤拓真✖森山壱政、ウィルキンス✖健吾。寿希也&ハラダと共に注目、西岡裕の出場
【写真】Road to ONE、Unrivaled、そしてNEXUSと3カ月連続のファイトとなる柔術家、須藤拓真(C)MMAPLANET
26日(火)、NEXUSより12月19日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS25の対戦カードと出場選手が発表されている。
Road to ONE、RIZINへの選手の供給源にもなりつつあるネクサスの2021年最終興行はステップアップ・カテゴリーとして2023年の活動に継続する流れが伺えるマッチアップが目立つ。
まず一際目を引いたのが、森山壱政✖須藤拓真の当日計量68.5キロ契約マッチだ。前日計量だとバンタム級の両者がフェザー級より重い契約体重での顔合わせだが、ズバリこの試合は須藤がバンタム級王座に挑戦する資格があるかが測られる査定試合だ。
本来なら挑戦者決定戦でも良いカードだが、昨年4月に森山は現王者の河村康博に敗れており、この敗北が響き査定試合での壁という存在になった。スタンドの打撃への苦手意識がないことで、自分の間合いで組んで、上も下も選択できる──現状は足関スペシャリストの──須藤は、11月3日にプログラップリング大会=Unrivaledの北田戦が控えており、柔術とグラップリングを同時進行するキャリアを実践している。
この対決、手足というよりも体のフレームがバンタム級として大きな森山の取るべき手段と、須藤の対抗策が興味深い。また河名マストのデビュー戦に土をつけたジェイク・ウィルキンスが健吾と戦う70.3キロマッチに加え、まだ対戦相手は明らかとなっていないが、出場が決まった寿希也、ファビオ・ハラダという新鋭の揃い踏みにも注目だ。
そんな選手たちに加え、西岡裕のネクサス初参戦も非常に気になる。
西岡は2019年11月のプロ修斗沖縄大会で14年振りに現役復帰戦を戦って以来、2年ぶりのファイトがネクサスとなった。No Shooto、No Lifeの西岡のネクサスでの相手が誰になるのか、追加カードの発表を待ちたい。