【DWCS S05 Ep07】モモカン効かせたブダイが、最後は顔面へのヒザ蹴りでフードをKO
<ヘビー級/5分3R>
マルティン・ブダイ(スロバキア)
Def.1R4分56秒by KO
ロレンゾ・フード(米国)
眼つきが異様に悪いブダイの左ジャブに、フードが右クロスを打っていく。右に回るフード、ブダイの左ジャブが目に当たりアイポークだと試合が中断される。再開後、フードが左ミドルを蹴るが左目の視界はどうなっているか。組んだブダイがケージに押し込み、ヒザ蹴り。太腿を蹴られたフードは顔をしかめる。
足を引きずるように離れたフードだったが、荒い左を当ててパンチを纏めていく。ブダイは再び組みつき、またも太腿にヒザを入れてボディを殴っていく。頭頂部をカットしているブダイの返り血を浴びたフードの顔が真っ赤になっている。そして太腿へのヒザに苦し気な表情を浮かべるフードに対し、ブダイは太腿にまでパンチを打っていく。さらにボディにパンチをまとめたブダイがヒザ蹴りへ。ウィザー&ヒザ蹴り、続くエルボーは空振りになったが、フードがヒザをマットにつきレフェリーが試合を止めた。
ケージの中とはまるで違う笑顔のブダイは「ダナ・ホワイトが気に入ってくれて、契約できることを願っている。とにかく凄くハッピーだよ。対戦相手はパンチや蹴りを使うから、ケージに押し込んでヒザやヒジを狙う作戦で、その通りになった。ヒザで足にダメージを与えることはできていた」と話した。