【Bellator263】AJ・マッキー、左ハイから連打&ギロチンでフレイレ落とし新世界フェザー級王者に
<Bellator世界フェザー級選手権試合&フェザー級ワールドGP決勝/5分5R>
AJ・マッキーJr(米国)
Def.1R1分57秒by テクニカルサブミッション
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
サウスポーのAJがサイドで関節蹴りを見せる。大AJチャントの中、再び関節蹴りを見せたチャレンジャーが右ローを蹴る。左ミドルを捌いたフレイレが右ローを蹴る。間合いをはかる両者、とAJの左ハイがフレイレを捕え、動きが止まると左右の連打を打ち込む。
フレイレが倒れ、試合が決まったとばかりに両手を挙げたAJは、ストップがかからないと見るとすぐに距離を詰めてギロチンをセットする。動かないフレイレ、AJが落ちたアピールしレフェリーが試合を止めた。
ウィナーコールを受けると、勝者は敗者とハグ。試合前のトラッシュトークはどこへやら、スポーツマンシップを見せたエンディングとなった。
「夢が現実になった。でも、これはただの始まりに過ぎない。このベルトは、これからの人生でずっと巻き続ける。皆が会場に来てくれて、僕の心の奥底からエネルギーを与えてくれた。トーナメントが始まった時、僕は3番か4番手だった。でも神が、僕がナンバーワンだと示す機会だと言ってくれた。そして戦ってきたんだ。精神面が鍵だった。父が『どれだけ才能があっても、ハードに練習しないと意味がない』とプッシュしてくれた。ハイキックからアッパーで終わったと思った。彼の体重が寄りかかってきたら、眠ったと思ったよ」と新Bellator世界フェザー級王者は話し、サークルケージのなかでシャンパンファイトを行った。