【NEXUS23】日本国内の未知強?!=寿希也、プロ2戦目は滝田J太郎をヒザからパウンドアウト
【写真】勢いがある一方で、勢い任せでないところが良かった (C)MMAPLANET
25日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスでNEXUS23が開催された。試合レポート第2弾は柔道からMMAのベストへ。日本国内において、未知強に相応しい寿希也のプロMA2戦目となる滝田J太郎戦の模様をお届けしたい。
<フェザー級/5分2R+ExR>
寿希也(日本)
Def.1R4分51秒by TKO
滝田J太郎(日本)
サウスポーのJ太郎が、寿希也のローをキャッチしに掛かる。2発目のローの蹴り終わりにシングルに入ったJ太郎が引き込み、潜っていく。これを切った寿希也はスタンドに戻ると、テイクダウン狙いを切ってワンツーを伸ばす。右を被弾し、引き込んだJ太郎、寿希也は突き放して立ち上がる。
ジャブにも組みつつガードを取るJ太郎、寿希也はグラウンドには付き合わない。執拗にシングルに入ったJ太郎が、ケージに押し込みボディロックからバック、落とされそうになると腹固め&絞めを狙う。
寿希也が正座から立ち上がると、足のフックを解いたJ太郎がバックコントロールからテイクダウン、再びバック&腹固めを見せる。これを振り落とした寿希也がスタンドで待ち受け、J太郎はレフェリーの指示でスタンドへ戻される。
ダブルレッグを切り、右を伸ばした寿希也がジャブ、テイクダウン狙いを切ってワンツーを打ち込む。続くJ太郎のダブルレッグに、右ヒザを合わせた寿希也が倒れたところにパウンドの追撃でKO勝ちを決めた。「山田さん、タイトルお願いしま~す」、勝者はマイクでアピールした。
組んで下から崩そうとするベテランをに圧勝の寿希也、次は上を取る組みの強いファイター、もしくはバリバリのストライカーとの試合が見てみたい。