【UFN189】圧巻のグラウンドコントロールとパウンド。デラロサがリプスキを支配し破壊
<女子フライ級/5分3R>
モンタナ・デラロサ(米国)
Def.2R4分27秒by TKO
アリアネ・リプスキ(ブラジル)
やや体格で上回るデラロサが、左ジャブを伸ばす。リプスキの右に左フックを合わせたデラロサが、右フックで前に出る。静かな立ち上がりのなかで、リプスキは思い切りワンツーを振るっていく。前に出てワンツーのリプスキに対し、デラロサが右で迎え撃つ。左フックから組んだデラロサが、ボディロックテイクダウンを決める。
ハーフで抑えたデラロサは肩固めを狙いつつ、ヒザをワキ腹に突き刺す。リプスキは足を戻してクローズドガードを取り、ヒジを下から打ちつける。逆に上からのエルボーで、リプスキの左目尻をカットさせたデラロサが耳の辺りにパンチを打ちつける。腰を切ったリプスキだが、次の動きには移れず最後も思い切り顔面を殴られた。
2R、カットだけでなく腫れも確認できるリプスキは、ワンツーで右フックをヒット。直後にダブルレッグを決めたデラロサは、クローズドのリプスキをケージに押し込んでいく。立ち上がって足を払っていくデラロサは、足関節狙いには体を捻りパスに移行する。左だけでなく、左目尻をカットしたリプスキはニーインからエルボーを連打される。
リプスキは足を戻しに掛かるが、デラロサは肩固め&パスを狙い削っていく。デラロサはパンチ、ヒジを入れパスの圧力を高めると、リプスキの苦し紛れのキムラを防ぎ足を抜いてマウントを奪う。エルボーの連打にリプスキが顔を背けると、その方角から左のパンチを打ちつけ、最後は右腕を抱えて左の鉄槌を連打したデラロサが圧巻のグラウンドコントロールとパウンドでTKO勝ちを手にした。