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【Combate Global08】バンタム級Tはキャリア最少のマルティネスが、元UFC=リベラを左ハイで倒し優勝

【写真】コンバッテ・グローバルのキャンベル・マクラーレンもニュー・メキシカン・ヒーローの誕生を大喜び(C)COMBATE GLOBAL

5月29日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのユニヴィジョン・スタジオでCombate Global08「Bantamweight Tournament」が開催された。

大会名にあるように8人参加のバンタム級ワンナイト・トーナメントが行われた今大会。メキシコ人4名、米国人選手4人が別の山に分けられ、決勝でメキシコ✖米国対決が組まれるようお膳立てされていたトーナメントを制したのは、出場選手中もっともキャリアの少ない──4勝1敗のダビッド・マルティネスだった。


初戦でエドゥアルド・アルバラド・オスナと対戦予定だったがマルティネスだが、オスナ7の欠場により補欠戦枠だったアレックス・ゴンザザレスと戦うことに。

スタンバイファイターはいなかったのかドミノ式に補欠戦は無くなり、トーナメント戦7試合と118ポンド契約の女子マッチ=カレン・セディージョ✖カミラ・リヴァロラに代わって組まれた女子ストロー級=ニコール・ヘラルド✖リーナ・ノーヴィル戦と計8試合になり、より進行が早まることで過酷さに輪をかける状況になっていたといえるだろう。

そんななかマルティネスは準々決勝を初回パウンドアウトTKO勝ちと幸先よくで切り抜けると、準決勝は初戦で3Rを戦ったアラン・カントゥ・ガルシアと対峙した。

そしてガルシアを判定で下し、元UFCファイターのベテラン=フランシスコ・リベラと決勝で顔を合わせることに。

リベラも初戦は初回KO、準決勝では1回戦でマニー・ヴァスケスとのタフファイトを競り勝ったノエリン・ヘルナンデスと対戦。

マルティネスと同様に判定でファイナルに足を運ぶなど、消化したラウンド数は同数で両者は拳を交わらすことになった。

迎えたファイナルでマルティネスは2R開始早々、リベラの左に左ハイキックを合わせ決定的なダメージを奪う。ここからを追い打ちのパンチでリベラをKOし、マルティネスはトーナメント優勝とともにコンバッテ一の期待の新鋭というポジションを手にすることとなった。

■ Combate Global08試合結果

<バンタム級T決勝/5分3R>
ダビッド・マルティネス(メキシコ)
Def.2R0分17秒by TKO
フランシスコ・リベラJr(米国)

<バンタム級T準決勝/5分3R>
ダビッド・マルティネス(メキシコ)
Def.3-0
アラン・カントゥ・ガルシア(メキシコ)

<女子ストロー級/5分3R>
ニコール・ヘラルド(メキシコ)
Def.3-0
リーナ・ノーヴィル(米国)

<バンタム級T準決勝/5分3R>
フランシスコ・リベラJr(米国)
Def.3-0
ノエリン・ヘルナンデス(米国)

<バンタム級T準々決勝/5分3R>
ダビッド・マルティネス(メキシコ)
Def.1R by KO
アレックス・ゴンザレス(メキシコ)

<バンタム級T準々決勝/5分3R>
アラン・カントゥ・ガルシア(メキシコ)
Def.3-0
エルネスト・イバラ(メキシコ)

<バンタム級T準々決勝/5分3R>
ノエリン・ヘルナンデス(米国)
Def.3-0
マニー・ヴァスケス(米国)

<バンタム級T準々決勝/5分3R>
フランシスコ・リベラJr(米国)
Def.1R by KO
アダム・マルチネス(米国)

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