【ONE115】ワンツー、右ジャブが冴えたサーデュラエフがウォーセンに判定勝利
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)
Def.3-0
トロイ・ウォーセン(米国)
サウスポー同士の一戦。サーデュラエフがワンツーを伸ばし、組みつくと一気にボディロックテイクダウンを奪う。クローズドガードからハーフに戻し、スクランブルに持ちこんだウォーセンは、ローに右を合わせようとする。サーデュラエフはもう一度組みつくと首相撲からヒザ蹴り、ウォーセンはボディを殴り、ケージに押し込む。
サーデュラエフはヒザを入れ、ウォーセンが残り90秒で離れる。慎重な間合いのなかで、サーデュラエフが右フックをヒット。ウォーセンは再びケージにサーデュラエフを押し込むも、ヒザの交換で急所を蹴られ悶絶する。再開後、すぐに時間となった。
2R、組んだウォーセンがサーデュラエフをケージに押し込む。ブレイクが掛かり、両者が分けられるとサーデュラエフがワンツーを当てる。さらに右ジャブを当て、左ストレート、左フックを当てて打撃戦をリードする。ウォーセンはまたもクリンチで押し込むが、ここから展開を発展させることはできなかった。
最終回、右ジャブを当てて変わらず立ち技をリードするサーデュラエフ。ウォーセンは左ローに右を合わさるが、ローや左フックを当てて組みには行かない。さらに左ローから左フックを振るウォーセンに対し、サーデュラエフが右ジャブを突き刺す。ウォーセンも負けじと、ジャブを伸ばし打撃モードのなかでダブルレッグに出る。
サーデュラエフは倒れず、ウォーセンも時間を使いたくなくすぐに離れる。残り1分、サーデュラエフはまたもワンツーを入れ、ウォーセンの前進には首相撲からヒザを狙う。最後はパンチを打ち合った両者、サーデュラエフが3-0の判定勝ちを手にした。