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【UFC ESPN18】計量終了 佐藤天✖パエサはセミファイナルに。メインカード昇格はカマカ3世✖ピアース

【写真】ファイトウィークに入ってメインカード2試合を失った大会。佐藤天はアピールに絶好の機会を得た(C)Zuffa/UFC

27日(金・現地時間)、28日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN18の計量が行われた。

ヘビー級のメインを失った今大会のヘッドライナーはアンソニー・スミスとデヴィン・クラークのライトヘビー級戦となり、日本から出場する佐藤天はコ・メインでミゲール・バエサと対戦することとなり、問題なく計量をパスしている。


アミール・アルバジ✖ザルガス・ズマグロフが、後者のパスポート問題でキャンセルされ、計量当日にメインで、デリック・ルイスと対戦するカーティス・ブレイズを新型コロナウィルス陽性で失うという事態に陥った今大会のメインカード。結果、プレリミからフェザー級のカイ・カマカ3世✖ジョナサン・ピアースが昇格することとなった。

ピアースは昨年のコンテンターシリーズを経てUFCと契約し、今回が2戦目。カマカ3世はLFAから2週間のインターバルで8月にUFCにステップアップを果たした。初勝利を目指すピアースに対し、カマカは2連勝を狙う。この両者がメイン昇格は、中間距離でガンガン仕掛ける姿勢を買われてのことか。

ボクシング&テイクダウンのカマカ3世に対し、ピアースは近距離でのミドルやハイキック、そしてヒザ蹴りを持つ。一方で、相手の攻撃を被弾する傾向が強いのがピアースで、カマカは粘りのファイトもできる。つまり、フィニッシュ必至かつ根性ファイトが見られそうな大切ということになる。

なお女子バンタム級でアシュリー・エヴァンズスミスと戦うノルマ・ドゥモントが、4.5ポンドのオーバーでファイトマネーを30パーセント没収され、キャッチ戦を行うこととなっている。

■視聴方法(予定)
11月29日(日・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN18計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205ポンド(92.99キロ)
デヴィン・クラーク: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ: 171ポンド(77.56キロ)
佐藤天: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン: 265.5ポンド(120.42キロ)
パーカー・ポーター: 263ポンド(119.29キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)
スパイク・カーライル: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴァンズスミス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ノルマ・ドゥモント: 139.5ポンド(63.27キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世: 145ポンド(65.77キロ)
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ: 135.5ポンド(61.46キロ)
アンデウソン・ドスサントス: 135ポンド(61.24キロ)

<女子フライ級/5分3R>
レイチェル・オストビッチ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジナ・マザニー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
スムダーチー: 126ポンド(57.15キロ)
マルコム・ゴードン: 126ポンド(57.15キロ)

<140 ポンド契約/5分3R>
ネイサン・マネス: 139.5ポンド(63.27キロ)
ルーク・サンダース: 140ポンド(63.5キロ)

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