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【ZFN02】佐藤天に挑むゾンビの弟子ジャン・ユンソン。「正直をいえば、どんどん緊張していっている」

【写真】The 未知数(C)MMAPLANET

明日14日(土・現地時間)、韓国はコヤンのキンテックス7AホールでZFN02が開催される。コリアンゾンビことジョン・チャンソンが開く大会で、コリアンゾンビMMAで所属のジャン・ユンソンが佐藤天と戦う。
text by Manabu Takashima

キャリア6戦、5勝1敗のコリアンゾンビ・チルドレンは佐藤を格上と明言し、日々緊張感が増しているとインタビュー中に心境を吐露していた。

この真っすぐさ、無垢な戦闘意欲が全力で佐藤天に向けられることになる。


――来週、佐藤天選手と戦います。今の調子はいかがでしょうか(※取材は6日に行われた)。

「減量が過去にないぐらい順調で、絶好調です」

――ジャン・ユンソン選手は、22歳でキャリア5勝1敗です。MMAを始めるきっかけは何だったのですか。

「16歳の時に健康のために運動をしようと、コリアンゾンビMMAに入門しました。それがジョン・チャンソン館長がデニス・べルムデスと戦った試合やチェ・ドゥホ選手のKO勝ちを見て、どんどんハマってプロになろうと決めました。2人のようなド派手な勝ち方がしたいと思いました。

ただ館長からはレスリングや寝技の重要性を教わり、積極的ではあっても確実性のあるスタイルになっています。館長は個々の長所を生かす指導をしてくれます」

――指導者として、ジョン・チャンソンさんはどのようなタイプなのでしょうか。ケツを叩く派なのか、寡黙なのか。

「普段はそうではないですが、体力トレで気持ちが折れそうになると、大声で怒鳴ることもあります。体力的に選手を極限まで追い込むことは、確かです。どのようなスタイルで戦おうが、スタミナが根幹にあることを教えてくれました。。

それに練習で追い込んでも、実戦では緊張で体力が急激に落ちることもあります。そのような局面になると耐えることができる選手、そうでない選手がいます。だからこそ、徹底的に鍛えてもらっています。自分も負けず嫌いだし、弱音を吐くことなく練習を続けてきたので、体力面は自信があります」

――去年から日本人選手に3連勝中。とはいえ今回の対戦相手である佐藤天選手は、それまで戦ってきた選手とは別次元にあるファイターかと思います。

「今まで戦った選手とは格が違うのは絶対です。だからこそ、自分の力を試せる相手だと考えています。パンチも強く、テイクダウンも柔道とレスリングを融合していて本当に強い選手です。なので正直をいえば、どんどん緊張していっている状態です」

――佐藤選手は「コリアンゾンビが、教え子のために自分のキャリアを上書きできるように組んだ試合だと思う」と言っていました。

「う~ん、佐藤選手がそのように思いながら、戦ってくれることは嬉しいです。ジョン・チャンソン館長からも『お前を試す試合だから、しっかりと戦え』と言われています。簡単な試合にならないことは、覚悟しています」

――本来、現状のジャン・ユンソン選手が佐藤選手に勝てば、その勝利は高く評価されると思います。ただしLookin’for a Fightになったことで、何か狙いが変わってくることはありますか。

「そういう風になりがちですが、自分は自分のやるべきことをやり抜いて勝利を狙います。評価などは気にせず、ベストを尽くします。打撃もグラウンドもできるオールラウンダ―としての強さを見てもらたいです」

■視聴方法(予定)
12月14日(土・日本時間)
午後6時30分~UFC Fight Pass

■ メインカード計量結果

<81キロ契約/5分3R>
キム・ハンスル:81.1キロ
ファン・インス:81.5キロ

<フェザー級/5分3R>
パク・チャンス:66.5キロ
ユン・チャンミン:66.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ユ・ジュサン:66.25キロ
河名マスト:66.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
ジャン・ユンソン:77.2キロ
佐藤天:70.3キロ

<ライト級/5分3R>
ドロブショク・ナホトフ:70.65キロ
マテウス・カミーロ:70.3キロ

<71.5キロ契約/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:70.0キロ
ホン・ジュンヨン:71.7キロ

<フェザー級/5分3R>
ジャン・イクファン:66.2キロ
チェ・ソンヒョク:65.7キロ

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