【ZFN ORIZIN01】ゾンビFNの新機軸大会のメインに阿部大治出場。兵役直前のキム・シワンに注目!!!
【写真】求められた役割を果たすのは、ここまで。阿部としては目論見を一蹴することで次につなげたい(C)MMAPLANET
5日(土・現地時間)に韓国はソウルのスポモチブでZFN ORIZIN01が開催され、阿部大治が出場する。コリアンゾンビことジョン・チャンソンが開く、K-MMA版UFCへの登竜門ZFNが、5分2Rのアンダーカードが4試合&5分3Rのメインカードが2試合という小規模大会をスタートさせる。
Text Manabu Takashima
会場もカンナムにある屋内テニス場=スポモチブで、ZFNのようにUFC Fight PassでなくZFNオフィシャルYouTubeチャンネルでの配信となる。アンダー4試合のうち3試合は、コリアンゾンビによりYouTube格闘技コンテンツ「ゾンビ・トリップ」の出演者と、Road FCが支援するクォン・アソルのYouTube格闘技チャンネル「ファイター100」出演者の対抗戦となっている。
そんな旗揚げ戦のメインで阿部は、ジャン・ユンソンと戦う。
ジャン・ユンソンは昨年12月のZFN02で佐藤天をきわどい判定……ジョン・チャンソン自身が佐藤に「君が勝ったと思った」と伝えた……で、勝利を手にしたファイターだ。コリアンゾンビの愛弟子でもあり、この試合もまた日本の元UFCファイターをK-MMAの新鋭が狩って実績を積むため。そんな思惑100パーセントのマッチアップといえる。
日本でも韓国からRoad to UFC出場選手を招聘し、J-MMAファイターの強化を図るだけでなく、勝って実績創りを目論むマッチアップは組まれており、コリアンゾンビも教え子をそのような試合に送り出している。いずれにせよ、狩られる方の立場のファイター──つまり、今回だと阿部に意地があるのは間違いない。
過去5試合は1勝4敗と厳しい状況にある阿部だが、ジャン・ユンソンは打撃こそ佐藤を押していたものの組みでリードを許したファイターだ。ジャン・ユンソンも、阿部も撃ち合い上等のファイトを覚悟しているはずだ。それが興行主、そして指導者としてのゾンビも狙いである。つまり、阿部としてはウィニングトラックに戻るために打ち勝つことが絶対の一戦といえる。
もう一つメインカードで組まれたのは、パク・チャンス✕キム・シワンの67キロキャッチ戦だ。Double GFCでフェザーとライト級二階級制覇のパク・チャンスもZFN02に出場しておりRoad to UFC出場が決まったユン・チャンミンと痛み分けだった。対するキム・シワンはRoad FCで3連勝中の新鋭だ。打たれ強さと気の強さが表れた顔つきをしており、長いリーチを利しスタンドでもグラウンドでも積極的に殴り勝ってきた。
3月31日に19歳になったばかりのキム・シワン、満18歳になると受けることができるようになる徴兵検査を終え、なんと4月21日から兵役に就くことが決まっているという。陸軍か海兵隊なら1年半、海軍では1年8カ月、空軍では21カ月はMMAファイターキャリアの空白期間に入る。
その前に大物食いを狙うことは間違いない。柔術青帯ではあるが、まずは打撃でKO狙いが絶対のキム・シワン。いざとなると組みが強いパク・チャンスのテイクダウンを如何に切って、打撃勝負を仕掛けることができるか。それがなれば、無敗のままに兵役に就く可能性もある一戦だ。
■視聴方法(予定)
4月5日(土)
午後4時00分~ZFNオフィシャルYouTubeチャンネル