【UFC255】目まぐるしい攻防のなかで、ロイヴァルが右肩を脱臼。攻めていたモレノがTKO勝ち
<フライ級/5分3R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.1R4分59秒by TKO
ブランドン・ロイヴァル(米国)
サウスポーのロイヴァルが右ジャブから左の蹴りを繰り出す。その左ミドルに右を合わせたモレノはスイッチからの右ローにも右を狙う。左ミドルから左フックのロイヴァル、ここでモレノがダブルレッグを合わせる。ハーフからフルガードに戻したロイヴァルは蹴り上げからスタンドに戻る。
ローを蹴り合った両者、モレノの右をブロックするロイヴァルだが左を当てられる。右ヒザを返し、左前蹴りからスピニングバックエルボーを見せたロイヴァルに対し、バックを取ったモレノはワンフック&シートベルトに。トラックポジションではなく、バックチョークを狙うモレノはアゴの上からRNCクラッチ、結果的にツイスター的な極めになる。
クラッチを剥がしてピンチを脱したロイヴァルは、ワンフックの足を取りに行く仕草を見せる。反応してヒザを抜いたモレノ、ここでロイヴァルがフルガードに。足を取ってヒザ十字狙いも、上を取ったモレノが鉄槌の連打で猛攻を仕掛けレフェリーが試合をストップした。急に動きが止まったロイヴァルは右肩を脱臼していた模様で、直後にセコンドが肩を入れなおしたが残念な幕切れとなった。