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【Brave CF42】ついに米国勢の参戦リスタート。ホゼ・トーレスがフライ級王座決定Tに出場

【写真】ホゼ・トーレスがフライ級王座決定トーナメントへ。ついに北米のトップどころの参戦が再開したBrave CFだ(C)KEITH MILLS

24日(木・現地時間)、バーレーンはリファーのバーレーン・ナショナル・スタジアムでBrave CF42が行われる。新型コロナウィルスのパンデミック以降、ブレイブCFでは7月にルーマニア、8月にスウェーデンと6連戦を行い先週から本拠地バーレーンで3週連続となるコンバット・キングダム・シリーズを開催中だ。

その第2弾となる今大会では中東、欧州、ロシアやブラジルだけでなく、ついに北米からの出場選手が見られ、初代Brave CFフライ級王座決定トーナメントが開幕する。


8人参加のトーナメントは本来、今大会で準々決勝4試合が組まれる予定だった。それがWSOFベテランでブレイブでは4勝1敗のマルセル・アドゥルが負傷欠場し、元UFCファイターのダスティン・オーティスのクォーターファイナルは別大会で、他の対戦相手と組まれることとなった。

さらにDEEP出場経験がありBellator、UFC、ACBからブレイブに転じたザック・マコウスキーと対戦予定だったフィンランドのアブドゥル・フセインが減量中に体調不良となり欠場、マコウスキーは自動的に準決勝進出が決まった。

結果的に2試合だけとなったものの、実施される準々決勝はホゼ・トーレス✖ショーン・センテーラ、フラービオ・ケイロス✖ヴェリムアド・アルカソフという興味深い顔合わせだ。

IMMAFアマMMA世界王者からTitan FCでフライ級とバンタム級を制したトーレスはUFCではジャレッド・ブルックスのスラムの自滅で勝利を挙げるも、アレックス・パレスに敗れプロ初黒星を喫した。その後、UFCがフライ級の活動を休止する方向を固めたため(※その後、撤回)にブレイブに新天地を求めた。

Covid19により2度目の出場まで時間を要したトーレスの相手も、同じく米国から参戦のショーン・センテーラだ。キャリア12年目、この階級のパイオニアの1人でありながらメジャー経験はなく、東部のトップ・フィーダーショーであるRing of Combat、Cage Fury FCでフライ級王者に君臨しているベテランだ。

井上直樹にも勝利しているセンテーラと、既に世界最高峰を経験しているトーレスの顔合わせはいきなりの本命潰しの初戦ともいえる。もう一つの準々決勝はブラジルのフラービオ・ケイロスとヴィリムラッド・アルカソフのマッチアップだ。アルカソフはACBで4連勝、ブレイブはマコウスキーにスプリット判定負けこそ喫しているが、センテーラとトーナメント出場予定だったアドゥルに勝利している──とにかくテイクダウンとコントロールに長けたファイターだ。

ここにオーティス、さらにトーナメントには出場していないブルーノ・マルファシーニが加わるようなことがあれば、UFC、ONEに続き、日本のフライ級トップファイターがターゲットにすべき第3の核がブレイブに出来上がったとみて良いだろう。

また今大会ではスウェーデン大会で台頭したダーヴィド・ヤーコブソンが元ベラトールのイブラヒム・マネと、マチェク・ギエルシェウスキーが元UFCファイターでPXCで松嶋こよみを破っているロランド・ディと戦うという注目すべき試合が用意されている。アマを含め6試合コンパクトなイベントだが、中身が詰まったインターナショナルショーといえる。

■視聴方法(予定)
9月25日(金・日本時間)、
午前1時00分~ FITE

■Brave CF42対戦カード

<Brave CFフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
ホゼ・トーレス(米国)
ショーン・センテーラ(米国)

<Brave CFフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
フラービオ・ケイロス(ブラジル)
ヴィリムラット・アルカソフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ハムザ・コヘジ(バーレーン)
エイデン・ジェイムス(英国)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ダーヴィド・ヤーコブソン(スウェーデン)
イブラヒム・マネ(ガンビア)

<ライト級/5分3R>
ロランド・ディ(フィリピン)
マチェク・ギエルシェウスキー(ポーランド)

<アマチュア・フェザー級/3分3R>
アリ・ヤコブ(バーレーン)
アリーズ・アフメッド(インド)

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