【DEEP98&99】11月1日に再びダブルヘッダー。98で阿部✖悠太、99で元谷友貴✖米山千隼が実現!!
【写真】最高に楽しみな一番が決まった(C)MMAPLANET
17日(木)、DEEPより11月1日(日)に東京都港区のニューピアホールで、8月に続きダブルヘッダーとなるDEEP98&DEEP99が開催され、両大会のカード第一弾が発表されている。
まず正午スタートのDEEP98では、8月のニューピア大会でDEEP初陣となった佐藤洋一郎に勝利した阿部大治が悠太と戦うウェルター級の一戦が明らかとなった。
さらに午後6時開始のDPPE99では元谷友貴✖米山千隼のバンタム級戦が組まれた。元谷✖米山は、現状のDEEPとRIZINの関係を考えると後者で組まれてもおかしくない一番といえる。
フライ級とバンタム級の元王者である元谷に挑む米山は、キャリア9勝1敗1分、Grahcanからパンクラス、そしてDEEPとUFCを目指すなかで最短距離を突き進もうとしている注目ファイターだ。
昨年10月に石司晃一をヒザ蹴りで下し、新型コロナウィルスのパンデミックで中止となったアジア版コンテンダーシリーズへの出場が決まっていた。去年の今ごろに「UFCを目指すなら2年以内。それを逃すとUFCは無理だと思う」と話していた米山だが、コロナ禍の今、米国在住もしくはビザがあるファイターは飛び級のようにオクタゴン・デビューの機会を得ている状況でどのような心境でいるのか。
とにかく米山はUFC関係者の目に映る実績のある相手と、すぐにでも契約を果たして米国やUAEに行ける状況を模索してきたに違いない。そんな米山の要望を受ける元谷も、さすがと言わざるを得ない。この試合は国内=DEEPで組まれる試合だが、米山はコンテンダーシリーズの御前試合のつもりで、ただフィニッシュしか狙っていないはず。勝てば良いという精神状態でなく、最初から一段追い込まれたなかで、元谷とどう戦うのか。
また元谷としても、国内で最もハングリーといえる相手に、どのような防御&攻撃力を見せるかで、そのポテンシャルの高さを見せつけることになる。元谷✖米山は、J-MMAにおいてこの秋一番の顔合わせといえよう。