【Shooto2020#05】インフィニティリーグ=石井✖小野島は痛み分け
【写真】組みで優勢に見えた小野島だったが、結果はドローだった(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
<インフィニティLバンタム級/5分2R>
小野島恒太(日本)
Draw.0-0:19-19.19-19.19-19
石井逸人(日本)
左ジャブを伸ばす石井、小野島は右ハイを蹴っていく。勢いをつけて左右のフックを振るい前に出た小野島に対し、石井はフックで迎え撃とうとしてまっすぐ下がってしまい、ケージまで下がりバランスを崩す。すぐに立ち上がった石井をケージに押しこむ小野島がダブルレッグへ。
クラッチを組んで持ち上げた小野島は、スラム気味にテイクダウンを奪う。石井はギロチンは抜けられたが、すぐに立ち上がって体を入れ替える。
打撃の間合いに戻ると、石井がローを蹴り、小野島が再び距離をつめて組みつきケージへ。石井を押し込んだ状態で初回が終わった。
2R、石井の右に右を振るって圧力を掛ける小野島が組んでケージへ。体を入れ替えた石井がヒザをボディに突き刺す。離れた両者、小野島が鋭い左ローに続き右を見せて組んでいく。ケージを背にした石井がヒザをボディに入れ、ギロチン。
小野島はハイクロッチから持ち上げてスラムし、頭を抜いてパウンドを落とす。すぐに立ち上がった石井が左フック、右ハイを蹴る、右を当てられた小野島は右を打ち返し、フックを見せて組みつく。
組んでリフトしようとする小野島、残り45秒でブレイクが掛かる。飛び込んでヒザ蹴りを繰り出した石井だが、小野島がフックを決めて組みつく。ケージに押し込んだ状態でタイムアップとなり、ラウンドを取り合った末のドローとなった。