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【UFC ESPN12】ブラヒメジのセコンドが陽性に。対戦相手変更の佐藤天「3度あることは4度ある(笑)」

【写真】今回の件は佐藤サイドには覚悟ができていたこともあり、ブラヒメジにとって気の毒な自体だ──が、今や誰にでも起こりうる出来事といえる(C)LFA

27日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN12「Poirier vs Hooker」に佐藤天と対戦予定だったラミズ・ブラヒメジのセコンドが新型コロナウィルスの検査で2度に渡り陽性になったため、土曜日の試合に出場不可能となった。

思わぬ──ことでもなく、『何が起こっても』という覚悟をもっていた佐藤に現在の心境を国際電話で尋ねた。


(電話が繋がると)「もしもし、お連れ様です。アハハハハハ」

──アハハハハ。もう笑うしかないですか。

「もう何が起きても、ビックリしないですね(笑)」

──もう、そう思うしかないですよね。

「持っているんだと思います(笑)。今はそういう流れで……。3度あることは4度ある──です」

──しかし、これで打ち止めにして欲しいですね。

「対戦相手が代わると思う……という連絡があった時には、チェックで陰性だったら戦うことになる代役選手の連絡もあって。すぐにニックさんと映像を視ました。だから、もう僕は相手が代わることは気にしていないです」

──例えば現状、これは佐藤選手に起こりえる事態ということですしね。

「そうなんですよ。まぁ、『ここに来てか』っていうことはありますが、事情が事情なので致し方ないですし。それこそ誰にでも起こりうることですからね。まぁ2月のニュージーランドの時のような相手の計量失敗とは違います。逆に対戦相手の方が気の毒ですよね。セコンドが陽性で試合をできないなんて、自分は現状は試合ができることになっていますから、もう笑っちゃうだけです」

──実は電話が繋がる前に佐藤選手に対し、笑い声だけは挙げないでおこうと思っていたのですが、我慢できなかったです(笑)。

「アハハハハ、いや、自分が先に笑っちゃっていましたからね(笑)。もう、昨日のインタビューのときに話させてもらったように『相手に依存はしていなくて、自分のやるべきことをやる』ということに何も変わりはないですから。

もう4度も相手が代わると、名前も覚えられないですね(笑)。なかなかない良い経験をさせてもらっています。100パーセント、ラミズ選手は無理なのは決まったことなので、自分は次の相手との試合に集中するだけです」

(C)LFA

UFCもこの事態を受け、佐藤の代役はキャリア15勝5敗のジェイソン・ウィットになることを公式にアナウンス。検査の結果を待つために土曜日の計量にウィットは参加せず、陰性結果が出てから体重を測ることが発表されている。

■UFC ESPN12対戦カード

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ダン・フッカー(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル(米国)
マイク・ペリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
カイル・ダウカウス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
モーリス・グリーン(米国)
ジャン・ヴィランテ(米国)

<ライト級/5分3R>
ルイス・ペーニャ(米国)
カーマ・ワーシー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タナー・ボーザー(カナダ)
フィリッピ・リンス(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ロメロ・ボレラ(イタリア)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<150ポンド契約/5分3R>
ショーン・ウッドソン(米国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
佐藤天(日本)
ジェイソン・ウィット(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・グリフィン(米国)
ユーゼフ・ザラル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユ・フレイ(米国)
ケイ・ハンセン(米国)

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