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【SUG14】BellatorファイターがUFC Fight Pass登場。SUGで元ライト級王者プリマスがジェイク・シールズ戦

【写真】このゴゴプラッタが印象深いプリマス (C)BELLATOR

31日(日・現地時間)に開催されるSubmission Underground14。5✖1R+オーバータイム制が適用されたサブオンリー大会はメインでクレイグ・ジョーンズ✖ヴァグネウ・ホシャが組まれているが、セミも非常に興味深い対戦がマッチアップされている。

それがジェイク・シールズ✖ブレント・プリマスの顔合わせ。修斗、ROTR、Strikeforce、UFC、WSOF、そしてPFLで活躍した元祖柔術とレスリングの融合=アメリカン柔術の担い手ジェイクと、元Bellator世界ライト級王者の対戦。Bellator契約下のファイターがUFC Fight Passに登場するのも同大会のホストで──UFCとBellatorの両大会で解説者を務めるチェール・ソネンのパワーというところか。


ジェイクは2018年10月のPFLを最後にグラップリングに専念しており、この18カ月で実に10戦目の組み技戦となる。SUGには3度の出場で、前回はリッチー・マルチネスに腕十字で敗れている。どちらかといえばサブオンリーよりもポイント有りで力を発揮しそうなドミネイター・タイプのジェイクだが、オーバータイムを考慮にいれつつ、ストラテジーを立ててくるのか楽しみだ。

一方、グラップリングの印象のないプリマスだがベースは柔術で、黒帯を巻いている。またMMAで挙げた10の勝利のうち一本勝ちは半分以上の6つで、RNCおよびフェイスロックが5度のフィニッシュがあり、バックを制してからのチョークが必勝パターンという想像に難くない。ただし、そんなプリマスがサブミッションで最もインパクトを残したのは、昨年5月のベラトール・ユーロシリーズでのティム・ワイルド戦だ。開始早々に打撃を効かされて下となったプリマスは、ワイルドにゴゴプラッタを極めて一本勝ちしている。

ジェイクもトップコントロールの印象が強いが、実はハーフからの潜りスイープやワキを差して立ち上がって上を取るリバーサル系の動きも使いこなしている。5分間の短期決戦&オーバータイム──で、どれだけ積極的に動きつつミスを犯さないか。下の選手の方が仕掛けが多いともいえるサブオンリーで、真価を発揮するのはジェイクかプリマスか、気になるところだ。

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