【DEEP94】巽大佑に打撃戦を許さず、組み勝った横山恭典が肩固めで失神に追い込み勝利
【写真】テイクダウン、しっかりと削って最後は肩固めを極めた横山(C)MMAPLANET
1日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP94 IMPACTレポート、第4回はフェザー級のサバイバルマッチ=横山恭典✖巽大佑の一戦をレポートしたい。
<フェザー級/5分3R>
横山恭典(日本)
Def.3R3分30秒by 肩固め
巽大佑(日本)
思い切り踏み込んでパンチを打とうとした巽に左を当てた横山が組んで、ケージに押し込む。押し返した巽だが、横山はダブルレッグに切り替えてテイクダウン。
ハーフで抑えパンチを落とす横山、続いてエルボーを打つと足を抜いてマウントへ。嫌がって立ち上がろうとした巽のバックに回った横山がワンフックでバックを制す。RNCを防ぐ巽の立ち上がり際にうつ伏せにさせ、腰を伸ばしにかかる。巽も上を向きなおし、手首を掴んで絞めを許さない。
胸を合わせようとして、腹ばいにされた巽は腰をあげて横山を前方に落とそうとしたが、パンチから腕十字を狙わる体勢で初回を終えた。
2R、右を当てた横山に左右のフックを返し、組まれても切った巽は自らクリンチへ。ヒザをつかされそうになり、立ち上がってもケージに押し込まれた横山は左腕を差して態勢を入れ替えると、右エルボーを振るってダブルレッグを仕掛ける。
ここは耐えた巽はボディを殴られ、小外掛けを懸命に粘るがついにはテイクダウンを取られる。横山はガードの中からパンチを落とし、肩固めを仕掛けつつ抑えに。
左足を越えた横山が、ハーフでクルスフィックスに取りパンチを集中させる。腕を抜かれても横山は左のパンチ、エルボーを継続して落とし肩固めを狙う。反応した巽に勢いのあるパンチを落とし、頭を胸につけて状態を起こさせず最終回へ。
3R、前に出てくる巽に右を当てた横山は、自らの蹴りでバランスを崩すが、立ち上がりながら組みついてケージに押し込む。
ここから小内→小外から前方に巽を崩し、バックを制しパンチを落としながら仰向けになり襷掛けに捕えると、カカトを落とす。
ケージと巽の間で足のフックが外れた横山だが、絞めの圧力を高め上を向いた巽に肩固めへセットする。ヒザを着いた状態から姿勢を低くして絞めを続けると、巽が落ち勝負が決まった。