【写真】しっかりと抑えて、削り、最後はエルボーでタップを奪ったCORO。本来、階級は違うがONEで結果を残すタイ人をフィニッシュしたことは大きい(C)MMAPLANET

1日（日）に東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP94 IMPACTレポート、第3回はドリームマンに変名したレスリングの使い手タイ人ファイター=クリッサダ・コンスリチャイとCOROの一戦の模様をお伝えしたい。

＜バンタム級／5分2R＞
CORO（日本）
Def.2R4分11秒by tap out
ドリームマン（タイ）

計量時に体重差が4キロあり、やはりドリームマンが小さい。そのドリームマンが蹴りを多用するなか、右ミドルからCOROが距離を詰める。ドリームマンのテイクダウン狙いにギロチンを仕掛けたCOROだが、頭を抜くと同時に後方への反り投げを食らう。

バック狙いのドリームマンの左足首を掴みつつ、前方に落としに掛かるCOROは、ケージに押し込んでからテイクダウンに成功する。

即パスを決めたCOROは足を戻されそうになり、下からのエルボーに対し鉄槌を落として立ち上がる。ここから思い切り右を振り落とし顔面を殴ったCOROが、同時にパスを決める。ボディにヒジを入れるCOROは肩固めを狙いつつ、抑えてエルボー、スクランブルにもしっかりと頭を抱えてギロチンへ。

頭を抜いたドリームマンは、スクランブルからのシングルを腹固めで切り返されエルボーを打たれる。腕を抜いたCOROは、テイクダウン狙いに腹の前に頭を置いてネックロック、さらにがぶりからダースのクラッチでドリームマンに反撃を許さなかった。

2R、ミドルを蹴るドリームマンに対し、COROはクリンチからボディロックテイクダウンを決める。クローズドガードが割れても、ガードの中に収まりエルボーを入れるCOROは、一気にパスへ。枕で抑え、エルボーを入れたCOROが前腕を喉に押し付けるとドリームマンが苦痛の表情を浮かべる。

COROはボディにエルボーを落とし、サイドからアメリカーナを狙う。さにニーインベリーから、マットにヒザを立てた状態でエルボーを入れたCOROが上四方から腕をすくって腕十字を狙う。サイドに回ったCOROが頭を固定して連打すると、マウントへ。ドリームマンはエルボーを打たれると、背中を向けてタップした。

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