【DEEP116】トップ&バックから削り続けた元谷が、COROをパウンドアウトして大晦日出場をアピール
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
Def.2R4分09秒 by TKO
CORO(日本)
まずは距離を詰めるCOROに対し、元谷が右カーフキックを当てる。元也の左フックをかわしたCOROがシングルレッグで組みつく。左腕を差し上げて元谷をケージに押し込んだCOROが、右を打ち込みながら離れた。COROの前蹴りを受けながら元谷がパンチを振るう。左ジャブを突くCOROに、元谷は右ストレートを打ち込んだ。
右スイングでCOROを下がらせた元谷は、パンチでケージに追い込んでからボディロックで組み、グラウンドに持ち込む。ハーフガードのCOROにパンチを落として削る元谷に対し、COROも下から左腕を差し上げている。元谷はCOROのスイープを防いだ。COROは幾度となく下からギロチンを仕掛けるも、これは極まらず。そのまま元谷がトップをキープして初回を終えた。
2R、互いにローを繰り出したあと、COROが左ジャブから蹴りを散らす。しかし元谷がダブルレッグでグラウンドへ。立ち上がろうとするCOROの左足に、自身の左足を掛けて再びグラウンドに引きずり込んだ。元谷はバックからパンチで削りつつ四の字フックで組む。さらに元谷は反転しようとするCOROをうつ伏せにさせて、パンチを連打する。一度は体勢を変えたCOROだが、同じ体勢に戻ってパンチ連打を浴びてしまう。
バックを奪われたままの状態からパンチを打ち返すCOROに対し、元谷もパンチで削りながらバックをキープする。もう一度COROの体を伸ばした元谷が、COROの右腕を掴んで鉄槌を叩き込み続ける。COROの動きが完全に止まり、レフェリーが試合をストップした。
試合後、マイクを握った元谷は「久々のDEEPで、しっかり仕事ができたかなと思います。榊原さん! 年末お願いします」とRIZIN大晦日大会への出場をアピールした。