【Shooto2020#01】体重オーバーのアルマザンをものともせず、平良達郎19歳最後の夜に完勝!!
【写真】勢いがまるで違った(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
<58.9キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
Def.2R0分19秒by KO
ジャレット・ライアン・アルマザン(フィリピン)
2.2キロ・オーバーで毎ラウンド1Pマイナスのアルマザンが、平良のローを受けても勢いのあるフックを振るう。跳びヒザをキャッチされ倒された平良だが、すぐに立ち上がってショートフック、首相撲&ヒザ蹴り、右ストレート、さらに右ハイを蹴っていく。早くも肩で息をし始めたアルマザンに跳びヒザ、届かなくてもタイクリンチからのニーをボディに突き上げる。
右ローを連続で蹴った平良は、テンカオ。アルマザンのワンツーからの前進をバックステップでかわした平良は再び圧力を高め、ボディにヒザを入れてダブルレッグを決める。ハーフのアルマザンに対し、平良はワキ差しパスでマウントへ。ケージキックにもマウントをキープした平良は、暴れられると上四方を選択。勢いの良い鉄槌とパンチをまとめてアルマザンを圧倒した。
2R、左ハイ、ヒザ蹴りを入れた平良はアルマザンの前進に右をテンプルに打ち抜く。バランスを崩したパンチをまとめ、最後は思い切りパウンドを纏めレフェリーが試合を止めた。
「ジャレット選手、ありがとうございました。僕は明日が誕生日で20歳になるんですけど、ギリギリ未成年で10代最高の夜になりました。今は修斗フライ級6位、今年は勝負の年、上位ランカーと当たって清水選手と強い選手と戦ってどんどん上に行きたいと思います」と平良はマイクで話した。