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【TUF10】決勝=ネルソン×シャウブ、キンボは契約体重戦

(C) MMAPLANETTUFシーズン10決勝はロイ・ネルソン×ブレンダン・シャウブ、注目のキンボ・スライスはヒューストン・アレクサンダーとキャッチウェイトでUFCデビュー戦を迎える。2日(水・現地時間)にSPIKE TVで「The Ultimate Fighter season10」の最終週、エピソード11=2時間スペシャルの中継が終わり、5日(土・同)に行なわれる「The Ultimate Fighter Heavyweight Finale」の対戦カードが正式発表となった(TV中継開始時から、同イベントの告知コマーシャルが入り、決勝のカードやキンボの出場が明らかになってしまっていたが……)。

【写真】地上派MMA中継の高視聴率男、キンボ・スライスはヒューストン・アレクサンダーとのキャッチウェイト戦でUFCデビュー戦を迎える (C) MMAPLANET

シーズン10序盤でキンボ・スライスをTKOで下した週の視聴率は3.7%。視聴者数は6百万人以上で、ネルソン×キンボの一戦は米国で最も多くの視聴者を集めたMMAマッチとなっている。


Nelson(C) ZUFFA【写真】元IFL世界ヘビー級王者ロイ・ネルソン、シーズン前の予想通りアンドレイ・オルロフスキーを追い込んだこともある強豪が決勝進出となった (C) ZUFFA

準々決勝ではジャスティン・ワレンを判定で下し、中継が終わったばかりの準決勝ではジェイムス・マックスウィーニーをサイドから腕を固めてパウンドで破っている。米国グラップリング界の異端児マーク・レイモンと同時期にジョン・ルイス門下のノヴァウニオンに所属していたネルソン。ノヴァで茶帯まで習得し、その後はヘンゾ・グレイシーから黒帯を与えられている。組み技世界最高峰のADCC世界大会で初戦を突破しているポジショニング力に、パウンドをミックスしたスタイルで、シーズン中も常に一番の実力者と目されていた。

Schaub(C) ZUFFA【写真】打撃と瞬発力、ギロチンと最先端MMAスタイルを習得しつつあるブレンダン・シャウブだが、果たしてネルソンの牙城にどこまで迫ることができるか (C) ZUFFA

そのネルソンと対戦するシャウブは、デミコ・ロジャースをアナコンダチョーク、ジョン・マディセンをTKO、そして準決勝でマーカス・ジョンズのガス欠をついて、パウンドでTKO勝ちを収めている。ネイト・マーコートとMMAのトレーンングを積み、柔術でも紫帯のシャウブだが、準決勝でジョンズにアッサリとパスを許すなど、ファイナルはネルソン有利が必至。ただし、シャウブはまだキャリア4戦、ノビシロはネルソンよりも広く残っているはず。シーズン終了後の5カ月間でどれだけ力をつけているか、勝敗を分ける鍵となるだろう。

McSweeney(C) ZUFFA【写真】ジェイムス・マックスウィーニーはグレッグ・ジャクソンMMA所属の英国人ファイター。元はタイにも滞在したことがある立ち技系だ (C) ZUFFA

準決勝敗退のマックスウィーニー、ジョンズの二人は揃って準々決勝敗退のダリル・スクーノバー、マット・ミトリオンとの対戦で、フィナーレショーに出場することが決まった。スクーノバーはジョンズにパウンドでTKO負け、ミトリオンはマックスウィーニーにギロチンで一本負けしており、直接対戦でなくてもマックスウィーニー、ジョンズにとって実力測定マッチとなる。シリーズ参戦ファイターのなかで、最も小柄でライトヘビー級が適正体重に近いようにも思われるマックスウィーニーは、シーズン随一のスピードを誇る英国人だ。

Jones(C) ZUFFA【写真】シーズン終了後は家族を悲しめたくないとMMA撤退を匂わす発言もしていたマーカス・ジョンズだが、ライブ中継枠でUFCデビュー戦に挑む(C) ZUFFA

一方のジョンズは、シーズン中もトレーニングで弱音を吐き、他の出演者に相手に悪態をつくなど、エモーショナルな面が目立っていた元NFLプレイヤー。グレイシータンパで2年に渡り柔術のテクニックを磨いてきた。そのガードワークやパスガードは一見、クラシカルだが逆に新鮮に感じられる。課題はスタミナ不足、どうこの問題を克服しているか。マックスウィーニーとジョンズ、今後の出世争いに関系してくる大切なオクタゴンデビュー戦になる。

そして、シーズン初戦敗退ながら、常に負傷したファイターの代役出場か――と騒がれ、視聴率稼ぎに貢献したキンボは、UFC正式デビュー戦も別格、215ポンドのキャッチウェイトでアレクサンダーと対戦することになった。

ライトヘビー級戦で3連敗を喫した後、アドレナリンMMAでヘビー級デビューを果たしたアレクサンダーだが、思った以上に腰回りが細いキンボとは、どれだけ体格差があるか。グラウンド無用のMMA戦になることは間違いない。

■TUF10 Finale 対戦カード

<TUFシーズン10ヘビー級決勝戦/5分3R>
ロイ・ネルソン(米国)
ブレンダン・シャウブ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョン・ジョンズ(米国)
マット・ハミル(米国)

<215ポンドキャッチウェイト/5分3R>
キンボ・スライス(米国)
ヒューストン・アレクサンダー(米国)

<ライト級/5分3R>
フランク・エドガー(米国)
マット・ビーチ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マーカス・ジョンズ(米国)
マット・ミトリオン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダリル・スクーノバー(米国)
ジェイムス・マックスウィーニー(英国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョン・マジソン(米国)
ジャスティン・ワレン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブライアン・スタン(米国)
ロドニー・ウォレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・ハワード(米国)
デニス・ホールマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・ボチェック(カナダ)
ジョー・ブレーマー(米国)

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