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【UFC ESPN04】離れてジャブ、組んでエルボー。エドワーズがドスアンジョスを削り、3-0で判定勝ち取る

<ウェルター級/5分5R>
レオン・エドワーズ(英国)
Def.3-0:50-45.50-45.49-46
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

上背&リーチで優るエドワーズが、組んで右腕を差すとあっさりとテイクダウンを奪う。ケージ際に移動したドスアンジョスだが、足を一本抜かれて右手首を掴まれる。背中をマットにつけた状態のドスアンジョスは、エルボーを被弾し潜りスイープの機会を伺う。エドワーズは足を引いて対処し、抑え込みを続ける。起き上り際に足のフックはならなかったがバックに回ったエドワーズ、ドスアンジョスは懸命に胸を合わせようとする。

エドワーズはハイを狙いながら離れると、ドスアンジョスが鋭いローを走らせる。エドワーズはボディを被弾しながら左エルボー、そして左ストレートを当てる。再びクリンチからドスアンジョスをケージに押し込んだエドワーズはエルボーを見せて離れ、タイムアップに。初回はエドワーズが取った。

2R、ドスアンジョスが右ロー、エドワーズが左ミドルを蹴る。踏み込んで左を当てたドスアンジョスは、右ボディも決める。続く左にシングルレッグを合わせたエドワーズが、ケージにドスアンジョスを押し込む。体を入れ替えたドスアンジョスはヒザ、エルボーを見せて離れる。エドワーズは左エルボーとストレートを打ち分け、組まれてもエルボーをヒットさせる。

ドスアンジョスの右目じりが切れ、血が滴り落ちる。ドスアンジョスはローでエドワーズを転がせ、すかさずトップを取る。ハーフのエドワーズがシットアップし離れる。残り1分を切り、ケージを背負ったドスアンジョスにワンツー、左を当てて間合いを取り直したエドワーズは、頭を押さえて左エルボーを打っていく。ドスアンジョスも左、右アッパーを見せたが、激しい流血に見舞われしまった。

3Rの開始と同時にドクターチェックを受けたドスアンジョス、試合が再開されると互いに右ジャブを打ち合う。シングルでケージにエドワーズを押し込んだドスアンジョスは、エルボーを受けないうちに離れる。左アッパー、右フック、左エルボーを入れ攻勢のエドワーズは、左を被弾しても組み合いで左エルボーを確実に入れる。

さらに左ハイを見せてから、左フックを放ったエドワーズは、ダブルレッグを切って体を入れ替える。ブレイク後、アッパーにフックを合わせたドスアンジョスが、右ボディを入れる。クリンチから離れたエドワーズが中盤まで試合をリードした。

4R、まずはジャブで突き放し、フックを振るうエドワーズ。右ミドルを入れたドスアンジョスに対し、エドワーズが小刻みに構えを変える。ヒジからヒザの連携を見せたエドワーズ、ドスアンジョスは右ボディで腹をえぐる。スーパーマンパンチを交わし、左エルボーを繰り出すエドワーズだが、この回は手数が少ないと判断されるかもしれない。それでもドスアンジョスの飛びヒザをスラムのように叩きつけたエドワーズが、バックを伺う。ガードを取り、ディープハーフから体を反転させたドスアンジョスはシングルレッグからスクランブルに。クリンチの状態でヒザやパンチを応酬があり時間となった。

最終回、圧力を高めたドスアンジョスが組んでケージへ。左腕を差し返したエドワーズが体を入れ替えて離れる。足を使い逃げ切り狙いが明白なエドワーズは、ここから組んで時間を使う。背中を預けたドスアンジョスのアームロック狙いに、エドワーズは離れて距離を取る。追いかけるドスアンジョスは左フックを当ててボディロック、すぐにリリースし打撃決着で逆転に一縷の望みをかける。

しかしエドワーズがシングルレッグから、バックに回り万事休す。時間を使ったエドワーズは最後の10秒でエルボーを当て、離れた直後の飛びヒザにテイクダウンを合わせてタイムアップを迎えた。

序盤のリードで安全に戦ったエドワーズの完勝だった。


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