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【HEAT42】キム・ミュンギュの挑戦を受ける赤尾セイジ─02─「HEATのベルトは、今の自分の象徴」

Seiji Akao【写真】自らの象徴を腰に巻く赤尾(C)MMAPLANET

27日(日)、愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催されるHEAT42のメインで、HEATバンタム級王座2度目の防衛戦をキム・ミュンギュを相手に行う赤尾セイジ・インタビュー後編。

元はフェザー級、バンタムを越えた体格を誇るキム・ミュンギュと戦いをどのように予想しているのか。

今後を踏まえ、どのような試合をしたいのかを尋ねると、開き直った赤尾の言葉が聞かれた。

<赤尾セイジ・インタビューPart.01はコチラから>


──筋肉質の長身です。どのような減量をしているのか。

「あぁ、思い切りリカバリーしてくるかもしれないわけですね。全然細くないし、筋肉だらけでライト級の選手みたいですよね。なんであんな風になるのか……」

──あの体でテイクダウン防御が堅いというのは、怖い点ではないかと。

「確かにスクランブルとケージレスリングは強いですよね。でも僕はライト級とかフェザー級の選手と練習していて、実は小さくてスピードのある選手より、組みやすいというのはあるんです。実際に組んでみないと分からないですけど、なんとかできる自信はあります」

──あの体で首相撲とかあると嫌だなと思いました。

「試合映像では確認していないですけど、確かにソレは嫌ですね。クリンチで太腿とかに入れたりしていますけど、身長差があるので狙われることもあるかもしれないですね。

ただ打撃はちょっと遅いかなって。当たれば効くでしょうけど、速くはないですよね。そこに付け入る隙があるかなって思っています」

──元々フェザー級だったのが、バンタム級にしたのはパワー重視の階級変更だと。

「そういうことになるでしょうね。力でねじ伏せようという相手は振り払ったり、逆にテイクダウンを取れるかと思います。言うてるだけで、実際は分からないですけどね(笑)」

──そう言える根源となる練習は、どのようなメンバーと行っているのですか。

「以前と変わらないです。パラエストラ東大阪のプロ練習と、パラエストラ大阪でフルケージを使ってMMAスパーリングをさせてもらっています。竹中(大地)君、手塚(基伸)君、鍵山(雄介)さん、名田(英平)君とか。特に竹中君、手塚君、鍵さんとの練習が多いです。

岸本(泰昭)さんもやっていたましたけど、ケガしてしまったんで。メチャクチャ良い練習相手が集まって来てくれています。パラエストラ大阪ではキャプテン☆アフリカともやっています(笑)」

──めちゃくちゃ大きいじゃないですか。

「これ以上はないやろうっていうところを経験していますよ(笑)。さすがにキャプテン☆アフリカより、力があることはないはずなんで。だからもう仕上がりもメチャクチャえぇんで、あとはやるだけです」

──やるだけ、のやるというのは今の赤尾選手にとって、どのような試合でしょうか。

「もう開き直っているので5分×5Rの間、倒して、抑えて、削っていきます。ジョン・フィッチ・スタイルで(笑)。その部分で強くなっている感覚があるので、試してみたいです。12月の阿部選手との試合も、ずっと良い選手だと思っていたので、その阿部選手を完封できたから、やっていることは間違いないと思いました」

Ogre──あの試合、途中でRNCを仕掛けた時の赤尾選手の筋肉が凄まじかったです。刃牙のオーガばりの背中じゃないかと。

「オーガになっても極めることできなかったですけどね(笑)」

──アハハハハ。

「オーガの鬼の形相を出せて、極め切れていれば恰好も良いんですけど、残念ながら仕留められない。それが僕です(笑)」

──その開き直りが、赤尾選手を強くしているのでは?

「理想は理想としてありますけど、現実は現実として受け入れないといけないので」

──ここでしっかりと勝って、誰か日本人選手がHEATで赤尾選手に挑戦してくるのを待ちたいというところでしょうか。

「特定の選手はいませんが、日本人で名前のある選手とも戦ってHEATの名前をあげたいです」

──他大会に赤尾選手から乗り込むことは?

「それは考えていないです。HEAT以外だったら、RIZINで目立ちたいというのはありますけど。これは僕どうこうよりも、応援してくれる人をRIZINに連れて行ってあげたいという気持ちです。

だから、HEATでやりましょうよって感じですね。HEATバンタム級のベルトは今、修斗環太平洋王者の祖根(寿麻)選手に勝って手にしたベルトです。下に見られたくないです。

名古屋で応援してくれていた人達の前で、このベルトを手にすることができました。同時に大阪に戻って、最初の試合で取ったベルトなので、その決断が正しかったという証明でもあります。

HEATバンタム級のベルトは、今の自分を象徴しているので、ずっと持っておきたいです。だから、どこの選手だろうが、強い選手を相手に防衛したいです。そのためにも今回の防衛戦で、『赤尾に勝ったら評価が上がるな』と思って貰えるような試合をします」

──敢えて伺いますが、そのためにどのような試合をしたいと思っていますか。

「5分5R、オーガ見せつつ判定勝ちします(笑)。もちろん、極めだって狙いますが、5分5R戦い切るのが僕のスタイルだという覚悟でいます」

■ HEAT42対戦カード

<HEAT総合バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]赤尾セイジ(日本)
[挑戦者]キム・ミュンギュ(韓国)

<HEAT総合ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]オク・レユン(韓国)
[挑戦者]ジャック・ベッカー(豪州)

<HEAT総合ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
チョン・ダウン(韓国)
ジェイソン・ラドクリフ(英国)

<80キロ契約/5分3R>
キム・ソンフン(韓国)
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)

<キック・スーパーヘビー級/3分3R>
楠ジャイロ(ブラジル)
ユー・ヤンレー(韓国)

<キック57キロ契約/3分3R>
鈴木万李弥(日本)
ホ・ジヒョン(韓国)

<キック・ライト級/3分3R>
ヘンリー・セーハス(ブラジル)
リョウタ(鷹虎ジム)

<キック・ミドル級/3分3R>
ヒマラヤン・チーター(ネパール)
キム・パンス(韓国)

<NEWAGEキック58キロ契約/2分3R>
エリック・セーハス(ボリビア)
鷲見翼(日本)

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