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【KSW42】スタンドで苦戦もテイクダウンから試合を支配したガムロが、アメリカーナで王座防衛

<KSWライト級選手権試合級/5分5R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.4R4分15秒 by アメリカーナ
グシェゴシュ・ジュラコウスキ(ポーランド)

前蹴り、左フックを振るうジュラコウスキ。ワンツー、右ストレートと趙選手の手数が多い。左フックを返したガムロだが、早くも右目尻をカットしている。ガムロは左ローから右ストレートを見せ、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。ハイガードから離れてガムロがヒールフックへ。ジュラコウスキも内ヒールで対抗するも、ガムロがここでトップを奪う。

足を一歩抜いたガムロだが、ジュラコウスキは足を戻していく。ニースライスパス狙いからパンチを落とすチャンピオンがトップをキープし初回を戦い終えた。

2R、打撃戦のなかですぐさまテイクダウンに成功したガムロはパス狙いからパンチを打っていく。ニーシールドで耐え、フルガードに戻したジュラコウスキだがスクランブルに持ち込むことはできず、ガードで落ち着く。ガムロはエルボーを落とし、ニースライスパス狙いでハーフを奪取。ジュラコウスキの蹴り上げを捌いてパスを決めたチャンピオンは、ハーフに戻し潜って来るチャレンジャーを潰しパンチを連打していく。

パンチの勢いがつき、立ち上がろうとしたジュラコウスキをバックコントロールに捉える。胸を合わせてきたジュラコウスキをケージに詰めてパンチ、ヒザ蹴りを突き上げたチャンピオンがラウンドを取り返した。

3R、ジュラコウスキが右を当てる。ガムロが左ボディストレートを返す。打撃では挑戦者が攻勢もガムロがシングルレッグでテイクダウン。キムラ狙いのジュラコウスキは、そのまま立ち上がりスタンドに戻ることに成功する。右の相打ちは、ジュラコウスキが打ち勝ち王者が間合いを取る。

ガムロも右を振ると、アッパーを被弾しそうになりながらシングルレッグでテイクダウンに成功する。パンチを落とし、スクランブルでバックに回ろうとしたガムロに対し、ジュラコウスキがガードを選択する。ハーフからパスし、エルボーを連打したがウロがこの回も取った。

4R、ジュラコウスキが右オーバーハンド、左フックを放つ。ガムロも右ジャブを当て、互いに踏み込んだ時にパンチを当てるという同じリズムになっている。前に出てジュラコウスキにカウンターを当て、直後にシングルレッグテイクダウンをチャンピオンが決める。

ジュラコウスキは疲弊してきたか、早々にパスを許しハーフに戻してもパンチを被弾し続ける。エルボーで流血した挑戦者は動きが悪くなり、クルスフィックスからパンチを被弾し続け、ストレートアームバーを狙われる。クルスフィックスが続き、パンチを連打したガムロが最後はアメリカーナを極め、タイトル防衛に成功した。

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