【DEEP79】腹を抉って、右でダウンを奪い――最後はRNCで和田がランボーを下す
<フライ級/5分3R>
和田竜光(日本)
Def.2R4分50秒by RNC
ランボー宏輔(日本)
右を振るって前に出てきたランボーを組んで、ケージに押し込んだ和田が首相撲からヒザ蹴りを入れる。ランボーのヒザを返し、ヒザ合戦にブレイクが掛かる。ランボーの鋭い左をかわした和田が右を当てる。ランボーは左ローも、和田は右ストレートを見せて首相撲に。ここもヒザを蹴り合い、和田はダブルレッグでテイクダウンへ。足を束ねる和田は、左足を上げて右へパスを狙う。
立ち上がったランボーを再びケージに押し込んだ和田がボディを連打する。さらに和田はヒザをボディに突き刺し、左ヒジ&左ヒザを入れランボーを削った。
2R、前に出てきたランボーを受け止めた和田が、ケージに押し込む。クリンチからヒザを突き上げる和田にランボーが左を当てる。和田は首相撲を続け、ダブルレッグでテイクダウンに成功する。さらにパスを決めた和田は、スクランブルもボディロックで制しトップを取り切る。
ケージを背に立ち上がろうとしたランボーにヒザ蹴り、そしてダブルのコンビネーションを和田が再び見せる。サッカーボールキックを受けそうになりながら立ち上がったランボーだが、またもケージに押し込まれると、またも左ヒザをボディに受ける。離れた和田は右をヒットしてダウンを奪うと、バックに回り込んでRNC。削って、一気に勝負を決めた和田が強さを見せつけた。
「なかなか相手が見つからないなか、ランボー選手、受けてくれてありがとうございます。DEEPにはこの階級、なかなか相手がいないのでRIZIN、よろしくお願いします。他の団体の選手がベルトを返上して出るとアピールしていましたが、僕の存在忘れないでください」と和田はマイクで話した。