この星の格闘技を追いかける

【RFC41】初回劣勢も、2Rにテイクダウン×2&パウンドで前澤が涙の逆転勝利!!

<女子アトム級/5分2R>
前澤智(日本)
Def.2-0
イ・イェジ(韓国

右へ回る前澤が、組みのフェイクを見せる。反応するイ・イェジは左ジャブを伸ばし、右ローを蹴っていく。イ・イェジは左ジャブを続け、右を当てる。打っては離れるイ・イェジを前澤は捕まえることができない。左ジャブを当てて離れるイ・イェジが右ロー、されに左ローを続ける。前に出てきた前澤に右を当て、左右のローを入れていくイ・イェジ。

前澤はテイクダウン狙いを切られ、ローで体がよれる場面も。残り40秒、ダブルレッグでテイクダウンを奪った前澤はスクランブルのなかでパンチを打ち込み、背中をマットに着かせる。クローズドガードのイ・イェジは、蹴り上げからスタンドに戻った。

2R、低い姿勢から左足を掴み、ケージにイ・イェジを押し込んだ前澤。両ワキを差した前澤だが、上を取ったのはイ・イェジ。すぐにスイープした前澤は腕十字狙いを潰してパンチを落とす。蹴り上げを捌いた前澤は足を一本抜いてパンチを落とす。起き上がり勢いのあるパンチを2発入れた前澤はハーフからアメリカーナへ。ケージを蹴ったイ・イェジが、このクラッチを利用して体を入れ替えた。

立ち上がったイ・イェジにダブルレッグを決めた前澤は、ガードの中からパンチを通す。蹴り上げを担ぎ、サイドに回った前澤は絡みつく足を外して上四方。そしてノースサウスチョークを狙う。サイドに戻った前澤が手土、イ・イェジを立たせずパンチを落とす。さらに頭を跨いて腕絡み狙いの前澤は、これを逃れたイ・イェジの足関節狙いを遮断しタイムアップに。

テイクダウンからパンチの数は、完全にイ・イェジの初回のパンチ、ローより多いが――。結果、前澤は判定勝ちに涙が止まらなかった。


PR
PR

関連記事

Movie