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【UFC208】レスリングでないテイクダウン満載、マカチェフがレンツを寄せ付けず

<ライト級/5分3R>
イスラン・マカチェフ(ロシア)
Def.3-0:30-25.30-25.30-27
ニック・レンツ(米国)

開始直後にレンツをケージに押し込んだマカチェフが大内刈りでテイクダウンに成功する。ギロチンを抜けてパスを仕掛けたマカチェフは、2度目のギロチンも切り抜けてパンチを入れていく。足を束ねて立たせないマカチェフに対し、レンツはバタフライスイープを狙う。マカチェフは体が浮いたものの倒されずトップをキープし右エルボーを落とす。

レンツはケージを蹴っても態勢を変えることができず、再びバタフライガードに。足をきかせてスペースを作り、立ち上がったレンツ。しかし、直後のヒザ蹴りを放った際に崩され、またもガードを強いられる。レンツはギロチンの態勢に入るも頭を抱えているという程度の仕掛けで終わった。

2R、右前蹴り、左ハイを繰り出し、左ストレートと打撃でも優位に立つマカチェフ。距離が近付くと、クリンチから大内刈りを決める。バタフライスイープを潰し、ヒザを越えてマウントを狙うマカチェフに対し、レンツは懸命に足を戻す。続くギロチンを防ぎ、右のエルボーをマカチェフがレンツの顔面に入れる。

枕だけでなく、肩固めを仕掛けつつパス。ヴァンフルーチョーク的にプレッシャーを与え、ついにマカチェフがマウントを奪取する。背中を預けつつ、ガードに戻したレンツだが、この回も完全に落とした。

最終回、マカチェフが左ハイ、レンツの前進にサークリングで距離を取る。ラウンド2つを取り、余裕をもって戦うことができるマカチェフは、左ミドルを蹴り込み、飛び蹴りを見せる。レンツのクリンチにも内股でテイクダウンしたマカチェフが、盤石のハーフで抑える。さらにアームロックを仕掛けつつパスし、ニーインベリーからマウントへ。

レンツは足関節、マカチェフの反応に合わせてディープハーフから潜ろうとする。これを潰したマカチェフがマウントを取り、強烈なパンチを落とす。背中を見せたレンツは、左のパンチを後方から連続で打たれ、RNCを仕掛けられる。レンツは絞めを凌いで、向き合ってスタンドに戻る。しかし、ここも内股で投げられる試合終了の合図を効いた。

足技、崩し、投げとレスリングでないテイクダウンでマカチェフが3‐0で判定勝ちし、「何も驚くことは無かった。フィニッシュを狙ったけど、レンツは本当にタフだった。ダナ、俺は金が欲しい。メイウェザーと戦わせてくれ」と少し空気を読まないコメントを残した。

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