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【Bellator165】1年で2階級目の王座挑戦、ベンソン・ヘンダーソンがマイケル・チャンドラーに挑む

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chandler-vs-henderson【写真】決して華麗なファイトでなく、一つのパンチ、一つのテイクダウンが焦点となる根性勝負になりそうなチャンドラー×ベンヘンのライト級選手権試合だ(C)BELLATOR

19日(土・現地時間)、米国カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator 165「Chandler vs Henderson」。サンノゼのASPセンターはhpパヴィリオンという名称の頃から、スコット・コーカーにとっては本拠地だった会場。StrikeforceからBellatorの代表に変わっても、力の入った16試合がマッチアップされている。


大会名にある通り、メインイベントは王者マイケル・チャンドラーにベンソン・ヘンダーソンが挑むBellator世界ライト級選手権試合だ。これがベラトールに移籍後、3戦目となるベンヘンは1年で2階級の王座挑戦を実現させたことになる。4月には先週のイスラエル・テルアビブ大会でベルトを失ったアンドレイ・コレシュコフの持つウェルター級王座に挑戦して完敗。そして8月に元フェザー級王者パトリシオ・フレイレ(=弟)と対戦し、フレイレのヒザの負傷でTKO勝ちを手にしている。

いってみれば、まだベラトールのサークルケージで本領発揮をしていないベンヘンにとって、ライト級としては背が低くガッシリした体躯を誇り、リーチが意外に長いチャンピオンとの相性はどうなのかが気になるところだ。

その王者チャンドラーはエディ・アルバレスとの激闘から、ウィル・ブルックスとの苦難の連戦を経て、今年の7月にパトリッキー・フレイレ(=兄)を破り空位だった王座に返り咲いた。ベン・アスクレンやタイロン・ウッドリーと同じミズーリ州立大レスリング部出身のチャンドラーは、その前に出る力に早いパンチの回転数を合わせ、表現方法は良くないがドタバタとしたスクランブル&ストライクのなかでペースを掴むファイターだ。

いってみれば真っ向勝負のペース争いに挑み、ビックショットの機会やテイクダウンのタイミングを図っている。実はそういう接戦を何よりも得意としているのが、ベンヘンに他ならない。ペースとスタミナ勝負になった時、カーリーな長髪を振り乱した彼は手数で劣勢になることがまずない。フランキー・エドガー、ギルバート・メレンデス、ジョシュ・トムソンとの激闘でも、裁定結果が論争を呼ぶような際どい勝負をモノにしてきた。

もちろん、決定打があればそれで良しだが、際どい戦いになった時は一つのテイクダウン、一つのクリーンヒットを如何にラウンド毎に散りばめていくかという勝負となる。それすら難しくなった時は前述したように手数勝負、そして攻防の最後の一発がどちらの一手だったかも、勝負の行方を大きく左右することになるだろう。

そんな大一番を前にしてベンヘンは「この試合に関して、特別なモチベーションはない。いつも自分が勝利することをモチベーションにして戦ってきて、それで十分だった。それ以上の気持ちを込める必要はないんだ」と語り、チャンドラーは「このスポーツで偉大な功績を残していたグレート・ファイターをフィニッシュできることに非常にエキサイトしている」と語っている。

どうしてもベラトールのトップが、UFCのトップにどこまで通用するのか──とベンヘンに上位概念を持ってしまう世界戦だが、果たしてその行方は……。

■Bellator165対戦カード

<Bellator世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] マイケル・チャンドラー(米国)
[挑戦者] ベンソン・ヘンダーソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
フェルナンド・ゴンザレス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
リントン・ヴァッセル(英国)
フランソワ・カルモン(フランス)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピッコロッティ(米国)
ブランドン・ガーツ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ケリ・メレンデス(米国)
シーラ・パディーヤ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ディエゴ・ヘルツォーク(ブラジル)
ニック・ピカ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイムス・テリー(米国)
ジャスティン・ベースマン(米国)

<ライト級/5分3R>
JJ・オカノヴィッチ(米国)
ルイス・ヴァーガス(米国)

<ライト級/5分3R>
ヒューゴ・ルハン(米国)
セザール・ゴンザレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドミニク・サムナー(米国)
JT・ロズウェル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ドン・モハメド(米国)
ドワイト・グラント(米国)

<フライ級/5分3R>
サラ・ダレリオ(米国)
ジェイミー・ニーヴェラ(米国)

<ライト級/5分3R>
カリントン・バンクス(米国)
ジェイク・ロバーツ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ケビン・ファーガソン・ジュニア(米国)
アーロン・ハミルトン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジェレマイア・ラビアーノ(米国)
ヴィンス・マードック(米国)

<バンタム級/5分3R>
アルヴィン・カクダック(米国)
スティーブ・ラミレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ビクター・ジョーンズ(米国)
ボウ・ハミルトン(米国)

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