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【Bellator109】世界ミドル級王者アレキサンダー・シュレメンコ

2013.11.21

Alexander Shlemenko

【写真】チームメイトの多くがベラトールで戦っているためシーズン中も家族とともに一緒にサーキットを回ることが多いアレキサンダー・シュレメンコ。右はマネージャーのケン・パビア(!!)だ (C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にペンシルベニア州ベスレヘムのサンズカジノ・イベントセンターで開催されるBellator109。シーズン9最終戦のメインは世界ミドル級選手権試合アレキサンダー・シュレメンコ×ダグ・マーシャルの一戦が組まれている。

当初、シーズン9開幕戦となったベラトール98で対戦予定だった両者だが、マーシャルの負傷でシーズン8ミドル級T決勝で、そのマーシャルに敗れたブレット・クーバーの挑戦をコレシュコフは退けている。ベラトールでは4戦4勝、3試合が1RKO勝ちと圧倒的な強さを見せているマーシャルに対し、クーパー戦では思わぬ苦戦を強いられたシュレメンコに、インタビューを試み成長著しいロシアのMMAについて尋ねた。

──シーズン9は開幕戦でブレット・クーパーを相手に王座防衛に成功しました。

「良い試合だった。タフな対戦相手で、お客さんにとっても面白い戦いになっただろうし、僕にとっては良いトレーニングになったよ。5Rという長丁場を経験できて良かった。2月から9月まで試合がなかったから、しっかりと戦えたことは自分のなかで満足しているよ」

──ロシア人ファイターがベラトールで大活躍しています。スポーツ大国ロシアにあって、MMAは世界の舞台で一部のファイターを残し、なかなか結果を残せていなかったのですが、この成長の原因はどこにあると思いますか。

「ベラトールで僕は良い試合をファンに提供したくて頑張ってきた。僕の試合によって他の多くのロシア人ファイターにベラトールが出場機会を与えたんだったら、凄く嬉しいよ。僕と一緒にトレーニングしているアンドレイ・コレシュコフ、アコップ・ステパーリャン、アレキサンダー・ヴォルコフ、ミハイル・ザイーツ、ミハイル・タサレフ達は彼らが本当に若い頃から一緒に練習してきた。

そして、彼らには僕のスタイルを伝えてきた。僕らロスファイターズ・ファイティングクラブの成功により、ロシア中のジムからベラトールで戦うファイターが続いたことは誇りに感じている」

──米国のMMAファイターはレスリングとボクシングに柔術を加えたスタイルが主流で、MMAに勝つスタイルというモノが確立されています。そんななかロシア人ファイターは本当にバラエティに富んだスタイルを今も持っています。シュレメンコ選手のベースはキックということですか、普段はどのようなトレーニングを積んでいるのですか

「僕のスタイルのベースとはムエタイとレスリング、それに少しサンボが混ざっている。僕のスタイルは、僕だけのものだ。なぜなら、僕はコーチもなく自分で練習し、このスタイルを確立したんだから。僕と僕の教え子たちは、米国人とも他のロシア人ファイターたちとも一線を画したスタイルで戦っている」

──ロシアのMMAといえば、サンボ界の重鎮たちがリードしてコンバットサンボの強さを世に証明しようとしていた時代がありました。そして、ベラトールにもロスファイターズ・スポーツクラブ所属でなく、フロド・カズブラエフのようなコンバットサンボの選手も活躍しています。

「確かにサンボ連盟は大きな力を持っている。でも、僕がMMAで戦うようになる前はキックボクシングとグレコローマンレスリングの経験しかなかったよ。コンバットサンボの経験はない。

コンバットサンボの経験がなくても、MMAはできる。グラップリングの練習はするけど、ブラジリアン柔術の練習もしていない。僕は大学のときに柔道を2年間学んだ。柔道、サンボを学び、グラップリングの基礎にしているんだ」

──ダグ・マーシャル戦が決っていますが、ベン・アスクレンがベラトールを離れました。チャンピオンがその団体から離れる事態をどのように捉えていますか。

「他人のことも将来のことも分からない。今、僕はベラトールで戦っている。強い相手と戦いたい。できればランキングでトップ10に入っている選手と試合がしたい。それだけだよ、将来のことで考えているのは」

■ Bellator109主な対戦カード

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
[挑戦者]ダグ・マーシャル(米国)

<ウェルター級T決勝戦/5分3R>
リック・ホーン(米国)
ロン・ケスラー(米国)

<ライト級T決勝戦/5分3R>
ウィル・ブルックス(米国)
タイガー・サルナフスキー(ロシア)

<ライト級/5分3R>
テリー・エティム(英国)
パトリック・ケノブル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブラゴイ・イヴァノフ(ブルガリア)
キース・ベル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
サウル・アルメイダ(米国)

<ライト級/5分3R>
ブッバ・ジェンキンス(米国)
イアン・ラメル(米国)

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