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Overlooked【LFA223】NJ在住ペルヴィアン=ルイスが、見事な右ストレートで無敗のエルドリッジを沈める

【写真】このハイから、フィニッシュの右ストレートにつないだ(C) LFA

スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。ここでは21日(金・現地時間)にニューヨーク州ナイアガラフォールスのセネカ・ナイアガラ・リゾート&カジノで開催されたLFA223「Francischinelli vs Piersma」から、プレリミメインで組まれたファルマン・ハサノフ×アブドゥラクマン・ファジロフのウェルター級マッチの模様をお届けしたい。
Text by Manabu Takashima

6勝4敗、ニュージャージー在住のペルー人ファイター。対するは、デビュー以来6勝0敗のエルドリッジだ。

<バンタム級/5分3R>
セバスティアン・ルイス(ペルー)
Def.2R1分26秒by TKO
ニック・エルドリッジ(米国)

まず右カーフを蹴るエルドリッジが右を振るって、テイクダウンの機会を伺う。ルイスは勢いのある右ローを蹴り、ワンツーをエルドリッジの前進に合わせる。エルドリッジは左、ワンツーと遠い距離から飛び込む。スイッチしたルイスが左前蹴りを見せオーソに戻すと右ストレートを打ち込み、エルドリッジがふらつく。攻め急がず右カーフを蹴ったルイスが、右に回りながら右のカウンターを入れ、シングルレッグを切る。

ケージを背にしたルイスに、左エルボーを放つエルドリッジが小外でテイクダウンも、小手を決めたルイスが立ち上がりながらバックに回り前方に崩していく。しかし、ケージ際でヒザをマットについているエルドリッジの顔面に、ルイスがヒザを入れてしまい試合が中断される。

注意で済んだルイスはスタンドでの再開後に、右を当てられ逆にダブルレッグからシングルに移行してテイクダウンを決める。ニーシールドのエルドリッジにパウンドを落として立ち上がったルイスは、顔面狙いのようなヒザを途中で止めるという危険な動きを見せた。

2R、インローを蹴ったエルドリッジは、右フックをテンプルの当たりに受けてヒザをつく。すぐに起き上がったが、直後に右ストレートでダウン。スタンドで待つルイスは、さらに右ストレートを続けると、左ハイをガードしたエルドリッジに右ストレートを打ち込んで勝負を決めた。


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