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【WSOF32】前回以上の接戦──と思いきや、3‐0でパーマーが王座返り咲き

<WSOF世界フェザー級選手権試合/5分5R>
ランス・パーマー(米国)
Def.3-0:50-45.49-46.48-47
アレッシャンドリ・カピタォン(ブラジル)

鋭い右ローを蹴ったカピタォン、直後にパーマーがダブルレッグでテイクダウンに成功する。オモプラッタから足を取りに行った王者に対し、チャレンジャーが必死に足を引き抜く。カピタォンが右を伸ばし、パーマーの前進に左を合わせようとする。左ローを蹴った王者、パーマーは左を振るって前に出るがテイクダウンに結びつけることができない。

遠い距離でもローが届くカピタォンが右ハイも狙ったが、パーマーが直後にダブルでドライブする。ケージを背にして耐えるカピタォンが、一旦離れてハイを狙うが、すぐにパーマーがク倫ンチに持ち込む。ここも倒せなかった挑戦者だが、左フックと左ローを最後に決めた。

2R、テイクダウンのフェイントを交え間に出るパーマーが左を伸ばす。王者は左ローを返すと、続くローが急所に入って試合が中断する。再開後、ハイキック、右フックを空振りしたチャンピオンだが、右ローを放つ。パーマーはシングルレッグでカピタォンを押し込むが、自ら距離を取り直す。スイッチも見せる王者を左フックで襲うチャレンジャーだが、テイクダウンは取れない。

カピタォンは右ローを続けるが、左フックを被弾してしまう。と、再びローが急所に入りまたも試合が中断される。インターバルを置いてからリスタートに臨んだパーマーは、逆に左ローを見せる。直後に右ハイを受けそうになったチャレンジャー、判断の難しいラウンドが続く。

3R、カピタォンの規格外のサイズを生かした蹴りに負けじと、前に出たパーマーがダブルレッグを決める。ガードを取った王者が足を効かせると、パーマーは寝技に捉われず、スタンドに戻る。右ハイをガードし、左を伸ばした挑戦者。王者は基本、待ちの姿勢だ。パーマーは左ボディを効かせて、ローから前へ。左ボディで動きが止まったカピタォンは、構えをサウスポーに。すると右がパーマーの顔面を捉えて、ダウンを奪う。挑戦者が立ち上がってくるのを待ったカピタォンは、シングルを切って右フックを振るっていく。回復に努めたチャレンジャーは、この回を落とした。

4R、カピタォンが右ロー。パーマーのテイクダウン狙いを2度防ぎ、自らテイクダウンを仕掛ける。これを切ったパーマーは左ロー、右に回って右ハイのアングルから外れるように動く。ならばと右ストレートを伸ばすカピタォンが、パーマーのシングルを切る。今度はパーマーの左ローが急所に入ったが、試合はすぐに再開される。

オーソのカピタォンに左ボディを狙うパーマー。テイクダウンとのコンビネーションで、この腹狙いは有効だ。動きが落ちてきた両者、残り40秒でパーマーがテイクダウンを決める。カピタォンが立ち上がったが、このテイクダウンが如何に裁定に影響を与えるか。

最終回、左右のフックを振るって前に出るカピタォンが、右ロー。しかし、ロー以外はパーマーを捉えることはできない。粗いフックの連打を続けた王者、パーマーも手数が必要だ。そのパーマーの左ハイキックを苦も無くかわしたカピタォンだったが、続く彼の右ストレートも空振りに。と、パーマーの左がカピタォンの顔面を捉える。残り2分、王者は右ロー、挑戦者が左ボディと今試合で最も有効な技を続ける。ポイントを取るよりも、落とせないというファイトのなか、カピタォンが右フックをヒットさせる。パーマーも左ストレートを当て返し、いよいよファイトは最終局面に。互いにクリーンヒットはなく、ローを入れあうとタイムアップに。

結果、ダウンを喫した3Rもパーマーのラウンドとしたジャッジもおり、3‐0で王者に返り咲いた。

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