【UFC200】蹴り足取られ、倒された五味。背中を向けてミラーにパウンドアウト負け
<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
Def.1R2分18秒by TKO
五味隆典(日本)
右ジャブを伸ばす五味、ミラーは五味の蹴り足をキャッチしてテイクダウン。五味はここで背中を見せてしまう。ミラーは即バックを取って両足をフックする。一度は立ち上がった五味だが、ヒザをつかされ寝技に持ち込まれる。四の字フックでRNCを狙うミラーはアゴの上から絞めていく。左から右と絞める手を変えたミラーは、後方から殴り五味を腹ばいにさせるや、思い切り左右のパウンドを落とす。背中も伸び切り、動けない五味を見てレフェリーが試合を止めた。
マイクが入らないアクシデント、3つ目のマイクを得たジョー・ローガンの質問に「僕は柔術黒帯。グラウンドのことは分かっている。バックを取ってからもね。彼がその機会を与えてくれたし、こうなったらやることは分かっている。時間をかけて戦った」と勝者は語った。
これで五味はキャリア初の3連敗、3連続TKO負け。倒された時にすぐにスクランブルの態勢に持ち込めず固まってしまったのが痛かった。