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【RFC11】久米鷹介「将来、『あの負けがあったから』と言えるように」

Kume

【写真】試合終了直後の久米鷹介。彼の言葉にあるように、この敗北の経験を将来の糧としてほしい(C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)にソウルのオリンピック・ホールで開催されたRFC11で、ナム・ウィチョルと4Rに渡る激闘の末、判定負けを喫した久米鷹介。

RFCライト級王座決定戦で敗れた直後にインタビューを試みた。

――お疲れ様でした。惜しくも判定負けを喫してしまったのですが、今の気持ちを教えてもらえますか。

「負けたので悔しいです。ナム・ウィチョル選手は僕よりも厳しい戦いをしてきた選手だと思いますので、そういう部分で差が出たんだと、率直に感じました」

――試合の入り方は、ナム・ウィチョル選手のパンチを見て、しっかりと自分の距離で戦い、自分のタイミングで組みに行くことができていたように見えました。

「1Rは比較的、自分のやりたいことができました。打撃から組んで倒す。立たれても組んで削っていくというプラン通り戦えていました。最初はいきなり仕掛けてくるのか、あるいは見てくるのか。どちらでも良いよう腹積もりはしていました。でも、2R以降に未熟な部分が出てしまいました」

――日本では普通に久米選手有利という風潮でしたが、ナム・ウィチョルの力を最も認めていたのがアライブ陣営だったと思います。

「1Rも最後まで上を取り続けることができなかったですしね。流れを失っていきました。1Rに組んでいても、投げられるという感じはなかったのに、流れが移るときれいに投げられてしまうようなことも2度ほどあって……。途中で1Rと感覚が変わっていました。

2Rから指示通りに動けなくて、発さんが大声を出し続けて声が枯れてしまっていたんですよ。申し訳なかったです。セコンドの指示が聞こえているのに、ちゃんと動けなくて」

――3R終了時には判定はどうなると思っていましたか。

「正直にいうと、勝ちはないと思っていました。セコンドからは延長だという風に声が掛かっていたので、次があるというつもりで判定を聞いていました」

――そして、4R序盤に大きく投げられてしまいました。

「ナム・ウィチョル選手は見た感じでも、相当疲れていたので、僕も中で慎重さが欠けてしまっていたんだと思います」

――延長戦も打撃から組んで詰めていくところまで、流れは決して悪くなかったです。

「あんな風に組んで投げてくることはない、その後もダブルでテイクダウンされていたのですが、あそこも組んでくることはないと踏んでいた自分が甘かったです」

――結果的には悔しい準優勝に終わったのですが、トーナメントでは色々と学べたのではないでしょうか。

「そうですね、本当は勝って終りたかったですけど、今日の試合で自分がどれだけ未熟だったか思い知らされました。経験不足を痛感しました。逆にいえばナム・ウィチョル選手と戦ったことは、本当に良い経験になりました。あとは、自分が修正して、将来的に『あの時、ナム・ウィチョル選手に負けたから、今がある』といえるように頑張ります」

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