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【RFC19】イ・ドルヒ戦控える福田力<02> 「今はRFCのことだけを考えています」

Riki Fukuda【写真】今年の1月に初めてRFCに出場した福田力。右は何かと話題のソン・ガヨン (C)MMAPLANET

11月9日(日・現地時間)に韓国ソウルのオリンピックホールで開催されるROAD FC19でイ・ドルヒと対戦する福田力インタビュー後編。

UFC復帰を明言する福田、常に続く負けられないロードにあって、休息と体のケアを考え、ハードなトレーニングに取り組む実情を語ってくれた。
<福田力インタビュー、Part.01はコチラから>

──スパーリングは本当に充実しているようですね。柔術やボクシングの練習の方は?

「続けています。金子ボクシングジムとVISCAブラジリアン柔術に通っています。基本、家の近くのジムに通わせてもらうという姿勢でいます。スパーリングで分からなかったことなど、その帰りに寄って確認させてもらったり、家に一度戻ってから自転車で行ったりしています。ミットを持ってもらったり、行き詰った時にどう動くかを指導してもらうような感じです。

ミットをやっていると、力んで打っているとか、ワキが開いていることを注意してもらえるんですよね。やっぱりコーチの存在は大きいと思います。今はスパーと、ボクシングジムと柔術ジムで技術を補うという形です」

──福田選手はもう一度、UFCに戻るということを明言し、RFCで戦っています。先日のUFC日本大会の折にはさいたまスーパーアリーナへは足を運ばれましたか。

「いえ、WOWOWで視ていました。最初は10月26日に試合があると聞いていたので、休日はしっかりと体を休めるようと思って……。最近は休息を取ることが大切になってきています。体をしっかりケアをしないと、疲れが抜けなくなってきているので、ゆったりするとかそういうことでなく、体を休めるようになりました。

だから、試合前の週末は家の外に出ることも近場だけで、温泉やマッサージに行くぐらいです(笑)。ホント、UFCもそうですし、会場で試合を見ると勉強になるのですが、疲れを抜くことを重視しています」

──UFCリリース後、RFCで年間に3試合目を迎えての偽らざる本音ですね(笑)。

「ハイ(笑)。RFCは韓国の大会ですし、日本人にはブーイングが浴びせられたり、アウェイだと思っていました。でも、そういうことは全くないですし、定期的に試合を組んでもらえて良い状態が続いています。海外で試合をするということは、国内で練習する際にも、『戦うかもしれない』って考えることなく、思い切りできるのは大きいです。どうしても、国内で戦っていると選手層が薄くて、練習相手が対戦相手になるケースも生まれてくるので。ホントに気を遣わずに、良い練習ができています」

──国内MMAでもケージ&ユニファイド化が進んでいますが、そのような利点が海外を主戦場にしていると存在しているのですね。凄く興味深いです。

「日本でもUFCを目指して、みんなが戦っていると思います。だからケージになってユニファイドになるのは良いことですし、自分の場合も契約的にも国内で戦うことは可能です。ただ、今はRFCのことだけを考えています。良い意味で試合に集中できています。

マネージャーとも話をしていたんですけど、UFCへ戻るためにもRFCという選択をして良かったです。選手をリスペクトしてくれますし、定期的に試合ができる。おかしな判定があったとしても、それが日本人だからってことはないですしね。とにかく、毎回が負けられない試合なのですが、楽しんで戦い、力を出すことができれば結果もついてくると思っています」

──ではイ・ドルヒ戦、頑張ってください。

「ハイ、ありがとうございます」

■ ROAD FC 19対戦カード

<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
イ・ドルヒ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ユン・ドンシク (韓国)
アミウカウ・アウベス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
チャ・ジョンファン(韓国)
アレクサンドレ・バロス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分2R>
富松恵美(日本)
ソン・ヒョギョン(韓国)

<ライト級/5分3R>
イ・グァンヒ(韓国)
ムン・ギボム(韓国)

<ミドル級/5分2R>
ジョン・オジン(韓国)
キム・デソン(韓国)

<ヘビー級/5分2R>
シム・ゴンオ(韓国)
フレドリック(米国)

■ Young Guns 18
<フェザー級/5分2R>
ホン・ヨンギ(韓国)
ベク・スンミン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ホ・ユン(韓国)
ハ・テウン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ソク・サンジュン(韓国)
松岡たけし(日本)

<フェザー級/5分2R>
タイロン・ヘンダーソン(米国)
ユン・ジンス(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
オ・ジェソン(韓国)
スチュアート・グッチ(英国)

<フライ級/5分2R>
ジョン・グァンソク(韓国)
キム・ウジェ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
パク・ジュンヨン(韓国)
イ・ジュンギョン(韓国)

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