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【Pancrase259】PXC&RFCの経験生かせるか。山内×佐藤

Sannai vs Sato

【写真】PXCを経験している山内慎人と、RFCで戦ってきた佐藤将光がパンクラスのデカゴンで相対する(C)MMAPLANET& TAKUMI NAKAMURA

29日(日)東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase 259。前回大会より10角形ケージ=デカゴン&ユニファイドルールを採用したパンクラス、いよいよ今大会では新ルール下で初のタイトルマッチ=川村亮×安西信昌のミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチが行われる。さらにフライ級キング・オブ・パンクラシスト砂辺光久のワンマッチ参戦など、全16試合が組まれたなか、MMA PLANETでは山内慎人×佐藤将光の一戦に注目したい。

山内は修斗でプロデビュー後、当然のように修斗のマットを主戦場に活躍。2012年からは戦いの場をパンクラスへと移し、シュートボクシングにも参戦した。中でも大きな転機となったのは同年9月1日に出場したPXCだ。この時、山内は初めてのケージを経験。のちに田中路教とも戦い、UFCへの切符を掴むラッセル・ドーンと対戦し、ドーンのテイクダウンによるゲームメイキングに苦杯を舐めさせられた。その2カ月後にはHEATで再びケージに立ち、中国人ファイターをKO。昨年11月、パンクラスでリング&旧ルールでの試合を挟み、今大会で三3度ケージでの戦いに足を踏み入れることになる。

PXC参戦後「また海外・ケージで試合をしたい。そこで負けた悔しさを晴らしたい」と語っていた山内。現在でこそ多くの日本人選手がケージ&ユニファイドルール、そして海外での試合のチャンスを求めてPXCに参戦、認知度が上がったが、山内はそうなる以前にPXC、そしてフィリピンでの試合を経験してきた。

対する佐藤は2007年のデビュー以来、パンクラスを主戦場にキャリアを積んできたファイターで、26歳にして30戦以上の戦績を誇っている。山内とケージ繋がりで、そのキャリアを探れば韓国ROAD FCには第2回から定期参戦を続けていることだ。

対戦相手も現UFCファイターのカン・ギョンホをはじめ、キム・スーチョル、キル・ヨンボックといったトップファイターばかり。RFCではないが、2009年にグラジエーターでチョ・ナムジンとも対戦しており、韓国MMAの躍進、勢いのある打撃、組み力を肌で感じてきたファイターである。

急成長を遂げているアジア・パシフィックのプロモーションでいち早く試合経験を積んだ山内と佐藤。その2人が世界標準化したパンクラスのケージで戦う──。試合展開でいえば、山内・佐藤どちらもジャブを突いて打撃で試合を組み立て、そこから流れに合わせてテイクダウン、寝技へつなげる戦い方で、細かい技術を除く大まかなファイトスタイルは似ている。打撃・組み・寝技と全局面で競り合う試合になるだろう。

それだけに、判定までもつれる試合を想定するならば、ケージ&ユニファイドルールを利用した戦い方で差をつけることも必要になる。山内としてはドーン戦での教訓を生かせられるかどうか。佐藤としてはこの試合に向けて同門のISAOやレベルFCに参戦する内村洋次郎らに帯同したアメリカ修行の成果が試させることになる。

自分のスタイルで試合をしつつ、ケージ&ユニファイドルールを意識・アジャストした試合運びをする。アジア・パシフィックの舞台でケージを経験している2人だからこそ、その経験を活かした試合になることで、勝利に近づく一戦だ。

■ PANCRASE259 対戦カード

<第20回ネオブラッドTフェザー級準決勝/3分3R>
蓮實光(日本)
牛久絢太郎(日本)

<第20回ネオブラッドTバンタム級準決勝/3分3R>
阪中カツヒロ(日本)
井関遼(日本)

<第20回ネオブラッドTバンタム級準決勝/3分3R>
ライダーHIRO(日本)
コンボイ升水(日本)

<第20回ネオブラッドTスーパーフライ級準決勝/3分3R>
荻窪祐輔(日本)
己吏人(日本)

<第20回ネオブラッドT フライ級準決勝/3分3R>
三谷敏生(日本)
神部建斗(日本)

<ミドル級 K.O.P.T./5分3R>
川村亮(日本)
安西信昌(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
砂辺光久(日本)
井島裕彰(日本)

<フライ級/3分3R>
江泉卓哉(日本)
下川雄生(日本)

<バンタム級/3分3R>
佐藤将光(日本)
山内慎人(日本)

<ウェルター級/3分3R>
鈴木槙吾(日本)
ブレント・シャーマーホーンデビッド・マーシャル(米国)
※パンクラスより、シャーマーホーン戦意喪失により、マーシャルの参戦が発表された

<ウェルター級/3分3R>
山崎昭博(日本)
窪田幸生(日本)

<フェザー級/3分3R>
ハルク大城(日本)
齊藤正臣(日本)

<バンタム級/3分3R>
CORO(日本)
合島大樹(日本)

<フェザー級/3分3R>
稲葉聡(日本)
土肥潤(日本)

<ウェルター級/3分3R>
草・MAX(日本)
永木健二(日本)

<ライト級/3分3R>
クリスMAN(日本)
ベン・ブッカン(英国)

<バンタム級/3分3R>
若菜千明(日本)
島崎巧(日本)

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