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【PXC44】公開計量欠席カマチョ、加藤の試合はノーコンテストに

2014.06.26

Calvo vs Kadestam

【写真】厳しい表情でフェイスオフを行うジョシュ・カルボとセバスチャン・ガステラム (C)MMAPLANET

26日(木・現地時間)、27日(金・同)にグアムのUOGフィールドハウスで開催されるPXC44の公開計量がPICグアム・ホテル内アンフィシアターで行われた。グアム、北マリアナ諸島、フィリピン、スウェーデン、韓国、そして日本と6カ国からファイターが集結した同大会。セミで加藤忠治と対戦予定だったフランク・カマチョが会見場に姿を現さず、終了直後に試合キャンセルが発表された。

PXC側からの説明によると、昨日の会見にも姿を見せなかったカマチョ陣営から一昨日の時点で首を負傷し、試合に出られるかどうか分からないという連絡が入ったとのこと。そして、計量までに出場の是非を決めるので、最後の調整を続けるということで意思の疎通はあったという。もちろん、カマチョの状態は加藤陣営には知らされていなかったが、加藤自身は計量を済ませたということで試合はノーコンテストになり、出場フィーに加え、勝利者ボーナスも支払われる。また、この試合はライト級王座決定戦出場権を賭けて行われることになっていたため、加藤は9月に行われるもう1試合の決定戦出場者マッチの勝者と11月のフィリピン大会でPXCライト級王座を賭けて戦うことも発表された。

減量でげっそりしていた加藤は「僕は頭でシミュレーションして、いつも自分が勝つ姿が浮かび上がるのですが、今回は全く勝てる姿が想像できなかったんで」と苦笑い、気持ちも新たにベルトを目指し、4カ月間、改めて自らの尻を叩くことを誓った。

加藤×カマチョという目玉カードのキャンセルが確定するというハプニングがあった公開計量だが、矢地祐介、前澤智ら他の日本勢、そしてメインでPXCウェルター級王座を賭けて戦うジョシュ・カルボとゼバスチャン・カデスタムの両者は問題なくパスし、計量を終えている。

Casey vs Maesawa【写真】前澤智とコートニー・ケイシー、今大会唯一の女子MMA 戦で、PXCでは今後も女子ストロー級に力をいれていくという(C)MMAPLANET

■ PXC44 計量結果

<PXCウェルター級王座決定戦/5分5R>
ジョシュ・カルボ:169ポンド(76.66キロ))
ゼバスチャン・カデスタム:169.6ポンド(76.93キロ)

<ライト級/5分3R>
フランク・カマチョ:――ポンド(――キロ)
加藤忠治:155.6ポンド(70.58キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイル・アグォン:135.6ポンド(61.51キロ)
トロイ・バンチャグ:135.2ポンド(61.33キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
前澤智:111.8ポンド(50.71キロ)
コートニー・ケイシー:115.6ポンド(52.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・マルヴィヒル:144.3ポンド(65.45キロ)
矢地祐介:144.6ポンド(65.59キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイル・レイジェス:145.7ポンド(66.09キロ)
ジョシュ・サピノーソ:144.6ポンド(65.59キロ)

<フライ級/5分3R>
ジョシュ・ドゥエナス:125.7ポンド(57.02キロ)
クリサント・ピットピットンゲ:126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
キム・ハンソル:170.5ポンド(77.34キロ)
エリック・マイケル・フォート:168.4ポンド(76.39キロ)

<フライ級/5分3R>
マクレーン・アルフレッド:126.2ポンド(57.24キロ)
マーク・ヌイケ:132ポンド(59.87キロ)

<フェザー級/5分3R>
ロビン・エクラヴェア:145.1ポンド(65.82キロ)
ジェフリー・メサ:145.2ポンド(65.86キロ)

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