【UFN165】「間違いなくバンタム級で戦っていく」。ゾンビ戦を控えたフランキー・エドガー、今後を語る
【写真】髪型がやはり見慣れないフランキー(C)MMAPLANET
19日(水・現地時間)、21日(土・同)に韓国プサンのサジク・アリーナで開催されるUFN165:UFN ESPN+23「Edgar vs Korean Zombie」のメディアデーが同市ジン区のロッテホテルで行われた。
ここではメインでジョン・チャンソンと戦うフランキー・エドガーの共同会見でのコメントを掲載したい(※要約)。
──1月にコリー・サンドハーゲンとのバンタム級デビュー戦が決まっていたにも関わらず、米国から遠い韓国で試合をすることを決めたのはなぜですか。
「1年前、キャンプの終盤になってからケガをしてしまい、コリアンゾンビとの試合ができなくなってしまった。ゾンビとはスタイルマッチアップ的にも凄く良い顔合わせだし、彼とは本当に戦いたいと思っていたんだ。それと2019年中にもう1試合戦いたいという気持ちがあったのも確かだよ。
今回が3度目のアジアでの試合で、長い旅も慣れてきたからね」
──コリアンゾンビの印象を教えてください。彼を相手にしてテイクダウンを決めることはできるでしょうか。
「チャンソンは素晴らしいファイターだよ。ゾンビの名にふさわしい強いアゴを持っている。サブミッションの技術力も高いしね。でも、僕は誰と戦おうがテイクダウンできるよ」
──この試合後、バンタム級にやはり落とすのかフェザー級で戦い続けるのか、どちらでしょうか。
「間違いなくバンタム級で戦っていくよ」
──その状態でフェザー級にフィットできるのですか。
「これまで経験したことのない体重で戦うようカットウェイトしている際中だったから、丁度良かったよ。フェザー級で戦うことで、長旅が原因となる減量苦もないからね。やはりロングフライトをしてから減量は困難だから」
──ジョゼ・アルドのバンタム級デビュー、どのような印象を持ちましたか。
「接戦だったけどマルロン・モラエスが1Rと2Rを取り、ジョゼ・アルドが最終回を取っていた。バンタム級でアルドがどうなるかと思っていたけど、あの試合で答が出たね。バンタム級で素晴らしいパフォーマンスを見せていた」
──バンタム級タイトルを狙うには、チームメイトのマルロン・モラエスと競い合う必要があります。
「マルロンは僕の友達だ。絶対に戦うことはないよ。タイトルのためにも戦わないよ」
──タイトル挑戦権を手に入れる意味で、競争相手になりますが……。
「いつもジムで一緒に練習し、互いを高め合っている。マルロンはベストなバンタム級ファイターの1人だよ。彼がいてくれることがチームを助けてくれている」
──もっと若ければ、フェザー級にとどまっていたでしょうか。
「僕のコーチはバンタム級に落とせとずっと言っていた。マーシャルアーツはサイズが重要なファクターになってくる。どれだけお腹が出ているか、がね(笑)。結果、フェザー級の対戦相手はどんどん大きくなっていった。だから、僕の未来はバンタム級にあると思っている」
──マックス・ホロウェイとアレックス・ヴォルカノフスキーの試合はどう思いましたか。
「ヴォルカノフスキーは良い試合をしたよ。蹴りを有効に使うゲームプランも良かった。ローキックを蹴られて、構えを変えたマックスは動きが落ちたからね」
──コナー・マクレガーは戦うことを同意したのに、UFCが組まなかったことに関してフラストレーションを感じていましたか。
「2人の偉大なファイターがいれば、戦うものだけどね。UFCは違うプランがあったんだろう。ファイトゲームは自分が望むものの全てを手にできるわけじゃないことは理解しているよ」
──韓国のファンに一言お願いします。
「韓国は美しい国で、人々も素晴らしい。コリアンゾンビ、皆のために良い試合をしよう!! 君の母国で歴史に残る戦いをしよう」