【ONE102】蹴り×拳の好勝負は、バッティングによる負傷判定へ――フォラヤンがアマルサナーに判定勝ち
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
Def.3-0 ※負傷判定
ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)
フォラヤンがアマルサナーの右ヒザに関節蹴り。アマルサナーも前蹴りで牽制する。フォラヤンのローをかわすアマルサナーだが、フォラヤンも右ローをヒットさせる。フォラヤンの右ハイの打ち終わりに、アマルサナーは左フック。アマルサナーが左ジャブを繰り出すと、フォラヤンは右ボディストレート、さらにパンチでアマルサナーをロープに詰める。
距離を詰めるアマルサナーに対し、フォラヤンは左右のロー。ショートレンジの打ち合いでも、最後にしっかりパンチを当てていく。アマルサナーもフォラヤンにコーナーを背負わせて左ハイを放ち、サウスポーにスイッチ。フォラヤンは右ハイ、右バックスピンキックで距離を保つ。フォラヤンの右ハイをブロックしたアマルサナーがパンチを返すも、フォラヤンは右を打ち返す。
2R、サウスポースタンスのアマルサナーに、フォラヤンの右ロー。アマルサナーは二段蹴りで一気に距離を詰め、組み付いてフォラヤンをロープに押し込む。離れてパンチを振るうフォラヤン。フォラヤンの右ミドル、アマルサナーは打ち終わりに右フックを返す。フォラヤンの蹴りにアマルサナーがパンチを合わせるという展開の中、ロープ際でフォラヤンの左フックをかわしたアマルサナーのバッティングから左前腕が当たり、フォラヤンはダウン。すかさずアマルサナーがトップを奪い、パンチを落としていくと、フォラヤンの顔から大量の出血が見られる。ここで試合はインジュアリー・タイムへ。会場に、アマルサナーのバッティング映像が流れると、会場の観客からはブーイングが飛ぶ。
結果、試合は負傷判定となり、フォラヤンが3-0の判定勝利を収めた。