【UFC】ファイパスでQuintet Ultra=WEC、Strikeforce、PRIDE &UFCの配信決定。そしてLFAも
【写真】UFC FIGHT PASSの今後の配信予定 から(C)Zuffa LLC/UFC
2日(土・現地時間)、UFCがUFC244のライブ中にUFC Fight Passの今後のスケジュールとして15日(金)&22日(金)にLFA、そして12月にQuintet UltraとしてWEC、Strikeforce、PRIDE、UFCの4チームが出場する大会の配信を発表した。
エド・ソアレス率いるLFAは、Legacy FCとRFAが合体後MMA界のNCAAを自ら標榜しており、数多くのファイターをUFCに送り出してきた。これまでHDチャンネルのASX TVで全米にライブ中継をしてきたが、コンテンツの見直しを同社が図り、ここ数週間の間にUFC と交渉を続け今回の発表に至った。
UFCファイトパスでの配信決定に対し、エド・ソアレス代表は「これ以上に嬉しいパートナーシップはない。これまで数多くのUFCファイターを輩出してきたLFAにとって、UFCファイトパス以上にフィットする中継媒体ないんだ」と喜びを露にしている。
LFAは日本人選手の出場はないが、UFC復帰を念頭に置いた田中路教はLFAと契約し米国再進出の足掛かりを測っているのは周知の事実だ。活動3年間弱で80度に近いイベント数を開催。今回のファイトパスとの契約が成立したことで、田中だけでなく日本人ファイターのステップアップへのオプションにLFAが加わることもあるのか、気になるところだ。
また日本のファンがLFAの配信以上に気になるであろうクインテット・ウルトラだが、MMAPLANETでは11月26日のUFCシンガポール大会にセコンドとして訪れていたジルベウト・ドリーニョ・バーンズから「UFCのオファーがなければと、12月にクインテットのビッグショーに出ることになるだろう」という言葉を聞いていた。
その後、この情報をかき集めるとレジェンド路線的な元メジャーリーガーもチームに加わるという話も伝わってきた。とまれPRIDEやWEC、StrikeforceはUFCが抱えるレガシーだ。当時、これらのプロモーションで活躍してきた選手といえば、既にレジェンドとなっている割合が高い。果たしてどのような陣容となるのか、正式発表が待たれるクインテット・ウルトラだ。
それにしてもレジェンド路線(?)のグラップリングと、アップ&カミング・ファイターの宝庫LFAの配信と奥深いUFCの懐の深さが見られる今回の発表だ。