【写真】キャリア9勝1敗、LFAからUFC入りを果たしたカルヴィーロはオクタゴンでも5勝1敗というレコードを残している(C)MMAPLANET

26日（土・現地時間）にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されたUFN on ESPN+20: UFN162。同大会にはゲスト・ファイターとして、シンシア・カルヴィーロが招かれていた。

米国サクラメントのチーム・アルファメールから、タイはプーケットのタイガームエタイに拠点を移したカルヴィーロは、ゲストとしてだけでなくチームメイトのローマ・ルックンブンミーのサポートのためにシンガポールに滞在していた。

12月7日のUFC ESPN07＝ワシントンDC大会でマリナ・ホドリゲスとの対戦が決まっているカルヴィーロは「ローマほどクリンチ・ゲームで強い人には会ったことがなかったわ。グラウンドも強いし」とルックンブンミーについて、まず共同取材で語った。

そして「プーケットはファイター天国、1日中トレーニングできて、海があり、食費は掛からない。ココナッツ・ウォーターもあるし、タイ・マッサージも10ドルもあれば受けられるし（笑）」とタイでの生活の充実ぶりをうかがわせた。

次戦の相手がクラウジア・ガデーリャからホドリゲスに代わったことに関して、「経験豊かなガデーリャと戦うことで、タフファイトは覚悟していたけどホドリゲスも本当に危険な選手よ。12連勝の相手と戦うのだから、ただ全力を尽くすわ。彼女もムエタイベースだがし、今の練習環境はベストよ」というカルヴィーロは、練習環境を変えたことについては「私がUFCで戦うことができるようになったのは、チーム・アルファメールでの練習があったからこそ。ただ、タイに来て練習環境を変えて新しいトレーニングパートナーとやっていこうかと思ったの。マーシャルアーツって学び続けることでしょ?　アルファメールも変化の時を迎え、私も自分の環境を変えるときが来たと思ったの」と話した。

そんなカルヴィーロにアルファメール時代のチームメイトだった石原夜叉坊について尋ねると、以下のような言葉が返ってきた。

「オォ、テルトーッ!!（笑）。テルト・イシハラのことは大好きよっ!!　彼はクレイジーよ（笑）。凄くエネルギーに満ち溢れていて、彼はクッキーパーティーが大好きなのよ（笑）。試合のたびに『シンシア! 試合が終わったら、またクッキーを食べることができるからな。クッキーパーティーだからな』って言ってくれて。テルトもそうだし、色々な国の人たち、言葉が通じない、文化も違う皆と交流が持てるのも、マーシャルアーツの良さなの。マーシャルアーツを軸にしっかりと理解しあえる。今、私はテルトのように本当に多くの国からやってきて友達に囲まれている。素晴らしいことだと思っているわ」

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