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【RIZIN55】Fight&Life#117より イリスベク・ティレノフ戦へ、井上直樹「打撃が変なんですよ」

【写真】ソニックスクワッドでの練習前に、取材は行われた (C)MMAPLANET

23日(金)から発売されるFight&Life#117に、11月8日(日)に千葉県船橋市のLaLa arena TOKYO-BAYで開催されるRIZIN55でイリスベク・ティレノフと対戦する井上直樹のインタビューが掲載されている。
Text by Manabu Takashima

井上直樹、後藤丈治、佐藤将光の上位勢と、それ以下という色合いがハッキリしている現時点でのRIZINバンタム級日本人ファイター戦力分布図。中団グループ、崖っぷち&新規参入というヒエラルキーにあって、レコードが良くRIZIN出場歴の少ない海外勢は、トップと中団グループの狭間で牙を研いでいる。

5月のPFLにおけるマルシルリー・アウベス戦の前に「勝ってケガがなければ」という条件で7月の広島大会でダニー・サバテロへの挑戦という話があった井上は、激闘の末に勝利を収めたが複数個所の負傷が確認された。

結果7月の挑戦はなくなったが、勝ったという戦果を胸に次戦で挑戦という青写真を描いていた。しかし、勝利と無傷がニコイチだったRIZIN首脳の判断は、井上にラジャブアリ・シェイドゥラエフの盟友ティレノフ戦だった。

そんなティレノフ戦に向け、井上直樹がユニファイド・ルールとRIZINルールを交互に戦う弊害、そして太田忍を相手に強さを見せたが、今も未知の部分が多いティレノフについて話した箇所を抜粋して、ここでお届けしたい。


――ティレノフ戦について話を聞かせていただく前に、7年半ぶりにユニファイド・ルールを戦って、戸惑いがなかったかを教えてもらえないでしょうか。

「3Rに左フックでダウンを奪った時、RIZINだと蹴ることができる場面なので、ちょっと次の動きは遅れましたね。蹴りそうになって『ダメだ』って考えた分、ラグができてしまいました」

――サカボを蹴らないという意識は、練習からしていたのでしょうか。

「僕の場合、練習は基本変わらないです。サッカーボールキックは、試合になって使える展開になれば使うという感じなので」

――こうして話を伺うと、アウベス戦では確かにダウンを奪った後のパンチがぎこちない。蹴っ飛ばす間でのパンチだったのですね。RIZINルールからユニファイド。そして次はRIZINルールと行き来することで、次の試合に影響が出ることは?

「サッカーボールキックは、さっきも言ったように意識しているわけでなく、打てると思った時に出すので問題はないと思います。グラウンドのヒザはコントロールと連動しているから、練習中から意識しています。PFLからRIZINに戻ってくるより、RIZINからPFLに行く方が制限が増えて、意識づけが大変でした。やって良いことが多いルールに慣れると、規制が多いルールより楽になるので」

――押忍。では本題と言いますか、ティレノフの印象を教えてください。

「まず、若いということですかね。パワー、スタミナがある。ただし、RIZINに来る前の試合映像をチェックしても、技術的には完成していない感じはします」

――つまりは力の差はあると?

「う~ん、それが分かるのは試合で組んだ時だと思います。ただ、太田選手のレスリング力に対し、あれだけ防御ができていた。しかも返しているし、パワーは絶対にある。そこを一番警戒しています。間違いなく強い相手です」

――では打撃面は?

「打撃は……リーチがちょっと長そうで。粗い分、変な風に当たらないかという心配はあります。なんというか、打撃が変なんですよ。蹴りも変で。変というかメッチャ下手で。でも、あんな蹴り方をしていて軸がブレないんですよ。そこは凄いと思うんですけど、見ていると瞬発力もない。

ジャブも自分だったら、タオルを一気に伸ばした時みたいに、パーンと音がなるぐらいの感覚で打ち抜きたい。でもティレノフって、打ち抜かないんですよ」

――ハイ。荷重移動で得られる力の伝達ではないように見えます。ちょっと……違和感のある動きに見えます。あの違和感のある動きをする選手に、骨折した足で蹴り続ける。そんな気持ちを持って、鍛錬を積んできた選手は負けて欲しくない……。本当にそういう風に思います。同時にティレノフは組みのスタミナはありますが、打撃戦が続いた場合のスタミナはどうなのか。

「組みが強いのは絶対で。それはRIZINファンの人も分かっていると思います。一発バックを取って絞めというのはあっても、基本は打撃で。来たところに合わせる。それ以外は付き合わない。まぁ、どこかで当てたいですよね。反応も、そんなに良くないし。それにあんな動きをしていてもアゴを打てば、効かせることはできますからね」

※PFLでの激闘を勝利し、次戦に関して井上直樹の頭はダニー・サバテロとの再戦=タイトル挑戦一色だったという。そのなかで、ティレノフ戦が決定するまでの精神のブレ。さらにフィニッシュ必至という判断基準が明確になったRIZINにおいて「いつの試合も倒すつもりで戦っている」と断言する井上にとってのKO論等が語られたインタビューが掲載されたFight&Life#117は23日(金)から発売です。

■視聴方法(予定)
11月8日(日)
午後1時~ ABEMA、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN55対戦カード

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]神龍誠(日本)
[挑戦者]トニー・ララミー(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
井上直樹(日本)
イリスベク・ティレノフ(キルギス)

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌(日本)
キム・スーチョル(韓国)

<バンタム級/5分3R>
鹿志村仁之介(日本)
太田忍(日本)

<フェザー級/5分3R>
アバイジャ・カレオ・メヘウラ(米国)
相本宗輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木博昭(日本)
千春(日本)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
リー・カイウェン(中国)

<ライト級/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
ヌルハン・ズマガジー(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
雑賀“ヤン坊”達也(日本)
倉本大悟(日本)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
溝口司(日本)

<フライ級/5分3R>
力也(日本)
木村琉音(日本)

<フライ級/5分3R>
濱田巧(日本)
関原翔(日本)

<フェザー級/5分2R>
松本尚大(日本)
髙橋正親(日本)

<フェザー級/5分3R>
井上舜矢(日本)
マイティ・Saw(ミャンマー)

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