【Bellator232】計量終了 ロリマク✖リマ 02待ったなし。ロスマーレンは4キロオーバーで中止……
【写真】タイトルと優勝賞金100万ドルが掛かった再戦に挑む両者(C)BELLATOR
25日(金・現地時間)、26日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator232「MacDonald vs Lima 2」の計量が行われた。
モヒガンサン・Two Days、2日目のメインはBellator世界ウェルター級選手権試合&ワールドGP決勝=ローリー・マクドナルド✖ドゥグラス・リマの一戦だ。
ウェルター級ワールドGPファイナル──初戦でジョン・フィッチにドロー防衛で準決勝進出、ネイマン・グレイシーを倒した王者マクドナルドに対し、リマはアンドレイ・コレシュコフに続き、マイケル・ペイジにキャリア初黒星を与えたビッグKO勝ちで決勝に臨む。
前世界王者リマは2018年1月にマクドナルドをローで削りまくりながらも、詰めきることができずに王座陥落しており、GPの優勝賞金100万ドルとベルトの奪回に臨む。
そんな両者とも問題なく計量を終えた一方で、Gloryでライト級とフェザー級を制しキックボクシングの頂点を究めたロビン・ファン・ロスマーレンが、ベラトール初陣に挑む予定だったが、なんと9.25ポンド=4.19キロの大オーバーでクリス・レンチオーニ戦はキャンセルされた。
今大会はメインカードにニック・ニューウェル、ベイビー・スライスが顔を並べベラトールらしいバラエティに富んだラインアップが並んでいたのでロスマーレンの計量失敗は残念な限りだ。
プレリミのライト級には古くからのコアファンには懐かしい名前を見ることができる。それがAMCパンクレーションでマット・ヒュームを師事したランス・ギブソンの息子ランス・ギブソンJrだ。修斗ライトヘビー級、UFC、ハワイ&グアムのSuper Brawlで活躍した父ギブソンは、打撃で鼻血が出た時にその血を思い切り吹き出し、対戦相手の顔に霧吹き状態で吹きかけるほど……決して褒められた経由ではないが勝利に貪欲だったファイターだ。
また父ギブソンは現Bellator世界女子フェザー級王者ジュリア・バッドと結婚しており、息子ギブソンは世界王者にとって12歳年下の義理の息子にあたる。
まだキャリア2勝0敗のギブソンJrはライト級で父と比べるとシャープな輪郭の持ち主だが、目の辺りなど完全にその血を受け継いでいるのが分かる。果たしてギブソンJrは父のような勝負根性、そして総合力のあるファイターなのか、非常に楽しみでベラトール初戦だ。
■Bellator232計量結果
<Bellator世界ウェルター級選手権試合&ワールドGP決勝/5分5R>
[王者]ローリー・マクドナルド: 169.75ポンド(76.99キロ)
[挑戦者]ドゥグラス・リマ: 169.25ポンド(76.77キロ)
<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 174.75ポンド(79.26キロ)
サヤッド・アワッド: 173ポンド(78.47キロ)
<バンタム級/5分3R>
パトリック・ミックス: 136ポンド(61.69キロ)
イザイア・チャップマン(米国)
<160ポンド契約/5分3R>
ニック・ニューウェル: 159.75 ポンド(72.46キロ)
マニー・ムロ: 160ポンド(72.57キロ)
<160ポンド契約/5分3R>
ベイビー・スライス: 160ポンド(72.57キロ)
クレイグ・キャンベル(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ライアン・エヴァンズ: 170ポンド(77.11キロ)
デメトリオス・プラザ: 170.5ポンド(77.34キロ)
<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 155ポンド(70.31キロ)
ドミニク・ジョンズ: 154.25ポンド(69.96キロ)
<ライト級/5分3R>
デヴィン・パウウェル: 155.25ポンド(70.42キロ)
マーカス・サーリン: 155ポンド(70.31キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョン・ロペス: 124ポンド(56.25キロ)
ダン・コーミエー: 125.5ポンド(56.92キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジョン・ドゥマ: 135ポンド(61.24キロ)
ジョーネル・ルゴ: 136ポンド(61.69キロ)
<フライ級/5分3R>
ザルルフ・アダシェフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
デヴィン・ダイス: 125.25ポンド(56.81キロ)