＜女子ストロー級／5分3R＞
ローマ・ルックンブンミー（タイ）
Def.2-1:30-27.30-27.28-29
アレクサンドラ・アルブ（ロシア）

ローマの右ミドルハイから試合はスタート。アルブは打撃から組み付くが、ローマは離れる。距離が近くなると、首相撲に持ち込むローマ。離れるとパンチを繰り出す。ショートレンジでローマは左ストレート、左ヒジを放つ。アルブは右クロスから、左ハイ。ローマはケージを背負う。ケージ中央でローマは右前蹴りでアルブのバランスを崩すが、組むと首相撲でアルブをこかす。対するアルブもローマの顔面にパンチを当てる。

首相撲の展開で、ローマはアルブを倒すことができず。アルブはローマの右足を抱え、ケージに押し込む。離れたローマは、ミドルレンジで右ストレートを連続でヒット。アルブの右をかわし、さらに右ストレートを当てていく。鼻から出血がみられるアルブ。ローマは足を使って左右をまわり、距離が近くなると首相撲からヒザをアルブのボディに突き刺していく。

2R、前に出るアルブは左右のフックをローマの顔面に叩き込む。距離をとるローマ。組み付いて首相撲に持ち込むが、こかすことはできない。ローマの右ハイをかわしたアルブは組み付くも、反対にローマが倒す。しかしアルブもローマの足を取りにいき、ローマもすぐに立ち上がる。再びスタンドの攻防に戻り、ローマは足を使いながら右ロー。組むとボディへヒザを打ち込む。ローマは前蹴りのフェイントを織り交ぜながら、右ヒジも繰り出していく。

アルブは前に出て右をヒット。ローマは組み付き、ハイクラッチからテイクダウンを狙うが、ここは倒せなかった。前に出てくるアルブに対し、ダブルレッグを仕掛けたローマだったが、カットしたアルブはパンチでローマをケージに追い込む。ケージ際で組み合いになるなか、アルブのパンチもヒット。ローマも組んでこかすが、グランドにはいかない。アルブの右をかわして、右ストレートを合わせたローマ。最後は組んでラウンドを終えた。

3R、プレッシャーをかけるアルブに、パンチを放つローマ。ケージ際で組むと、アルブはパンチ。ローマはヒザを繰り出す。ローマのローの打ち終わりに、左ハイを当てていったアルブ。ローマもケージ際でヒジをヒットさせる。ローマは右ハイを放つも、アルブはディフェンス。首相撲からの離れ際、ローマはヒジを出す。距離ができると右ロー、組むと首相撲からヒザを繰り出すローマだが、アルブに決定打を与えることはない。

終盤は首相撲を狙うことが多くなったローマ。顔面にヒザを当て、離れると前蹴りを放っていく。残り30秒のところで、カニ挟みでグラウンドに持ち込んだアルブ、トップからローマの顔面に右の拳を振り落として、最終ラウンド終了を迎えた。

判定は、2人のジャッジがフルマークでローマを支持。
もう1人は1ポイント差でアルブにつけるという、意外なスプリットという結果にはなったが、ローマがUFCデビュー戦を勝利で飾った。

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