【Bellator231】デイヴィスがスウェーデンの新鋭アルベクツソンに力の差を見せてパウンドアウト
<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイヴィス(米国)
Def.3R3分06秒by TKO
カール・アルベクツソン(スウェーデン)
様子見の序盤、デイヴィスの前進にアルベクツソンが右を合わせる。直後にデイヴィスが左を返し、ローのタイミングでアルベクツソンが組みにつく。デイヴィスはがぶってテイクダウンを許さない。それでも離れた直後にも前蹴りに組んでいくアルベクツソンは、倒せないとみると左右のフックで前に出る。ワンツーベースでプレッシャーをかけたいアルベクツソンだが、スピード自体は受け身のファイトのデイヴィスの方がある。
左フックから組みついたデイヴィスは一気にボディロックテイクダウンを決める。立ち上がったアルベクツソンのサイドバックを取ったデイヴィスは、胸を合わされると距離を取り直す。アルベクツソンはひるまずワンツー、右アッパーを繰り出すが、後半は打撃でもジャブで止め、ローを入れるデイヴィスが優勢となった。
2R、左ジャブで前に出てリードフック、右ローを蹴るアルベクツソン。左右のミドルを蹴り、左ジャブ、右オーバーハンドと積極性は変わらない。さらにデイヴィスの左ミドルに左ストレートを合わせ、ワンツーで前に出る。デイヴィスはダブルレッグからシングルに切り替えるも、すぐに倒すことはできずケージ際のクリンチに。ヒザをボディに入れて離れたデイヴィスが、右ストレートでダウンを奪う。すかさず組んでバックに回ったデイヴィスはリフトから前方に崩して足をフックしていく。
そのフックを外し、後方から太腿をすくってコントロールを続けるデイヴィスは、正対されもヒザを入れて離れビッグラウンドとした。
最終回、アルベクツソンは当然前に出る。そこに右ストレートを当てたデイヴィスはジャブを被弾したが、基本は待ちの姿勢でリアクション・ファイトを続けると思いきや、前蹴り、左ミドルを蹴り込み、動きが落ちたアルベクツソンに左フックをヒットさせ、ヒザも入れてから組んで崩す。後方からヒザをついたアルベクツソンにパンチを連打し、キムラクラッチからの仕掛けを防いだデイヴィスは、完全に背中に乗りきって右のパンチを連打。腕をコントロールされ、殴られた続けたアルベクツソンを見てレフェリーが試合を止めた。