【PFL2019#08】アリエフの打撃の圧力にも下がらず、肩固めで落としたシュルチが2年連続ライト級決勝へ
<ライト級準決勝/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
Def.2R2分26秒by 肩固め
アクメット・アリエフ(ロシア)
ローを蹴られたアリエフが、左サイドキック。シュルチの右ロー後に、ワンツーを放つ。組んだシュルチのボディロックテイクダウンを、背中を反るようにして体を浴びせテイクダウンしたアリエフは、スクランブルでもボディロックテイクダウンでしっかりと上を取り切る。ならばとガードから立ち上がったシュルチがシングルレッグ&レッグリフトでリバーサル。さらにバックに回ったシュルチは前転にも張り付いていくが、立ち上がったアリエフが前方に落とそうとしたところで、自ら離れる。続くクリンチの攻防で、ボディロックから倒されたシュルチは、殴られながら立ち上がると首相撲でヒザをボディに突き刺す。
アッパーをボディに返すアリエフが、右アッパーをアゴに連続で突き上げる。さらにヒザ蹴りを入れた離れたアリエフは、パンチの応酬で打ち勝ちシュルチがクリンチへ。ワキを潜ってバックに回ったシュルチが太腿にヒザを入れ、左を打ちながら初回終了を迎えた。
2R、ボディから右フックを入れたアリエフにシュルチが右ローを返す。スピニングバックフィスト、サイドキックと勢いのある攻撃を見せるアリエフが右フックをヒットさせる。打撃を受けても真っすぐ前に出るシュルチはワンツーからヒザ蹴りを受けながら、小手を決めて腰に乗せ、払い腰を決める。背中をつけたアリエフはハーフで肩固めを狙われると、動きがなくなる。このままシュルチは肩固めをセットアップし、アリエフを落として決勝進出を決めた。