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【PFL2023#06】ATTの親友対決。ナタン・シュルチが、マンフィオをコントロールし涙のベスト4決定

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

31歳の世界王者、そしてATTのチームメイトだけでなく互いに親友と呼び合う仲の対決。慎重に間合いを測るなか、マンフィオがジャブから左ミドルを蹴る。シュルチは左ローを返し、ミドルを捌く。ボディを殴ったマンフィオは、テイクダウンのフェイクに反応する。左ミドルをキャッチして、シングルからダブルに移行したシュルチだが、マンフィオが絶妙の防御を見せる。マンフィオは左ミドルをもう一度入れるも、シュルチがダブルレッグでテイクダウンを奪う。

バックに回ったシュルチは足を払って、マンフィオを崩しに掛かる。片ヒザをつかされた状態のマンフィオはワンフックを防ぐ──と同時に正対したシュルチは、同体で立ち上がった直後に小外刈りでしっかりとトップ奪取。初回をリードした。

2R、ジャブを伸ばすマンフィオに対し、シュルチはガードを固めてパンチを返す。様子見の展開が続き、90秒を経過するとシュルチがダブルレッグへ。ボディロックに取るシュルチを投げようとしたマンフィオだが、察知されバックを許す。100万ドルを獲得した者同士の友人対決は、動きが少ない。残り1分でレフェリーがブレイクを命じ、スタンドで再開されると両者がパンチを交換する。が、そのような目で見てしまうからか、マンフィオのパンチは軽い。と、シュルチがシングルレッグに出る。マンフィオは倒されず、胸を合わせて時間となった。

最終回、ジャブから左ハイ、そして左フックを繰り出したマンフィオが、右を当てる。ここも90秒が経過してシングルレッグにシュルチが出て、ギロチンを防いでバックに回る。シートベルトに取ったシュルチが背中をつけてRNCを狙える状態に。ワンフックから逃れたマンフィオは、背中を譲った状態が続く。組み技になると、ほぼグラップリング飲みの攻防となり、細かいパンチやヒザが出ることも非常に少ない。

残り1分を切り、ガード取ったマンフィオの蹴り上げで試合がスタンドに戻る。セコンドも指示を与えず、淡々と時間が過ぎ──場内はブーイングに包まれた。シュルチは座りこんでむせび泣き、なかなか立ち上がることができなかった。

結果は当然、シュルチに。涙でマンフィオと抱き合ったシュルチは、ポイントを6Pとしプレーオフ進出が決定、マンフィオは脱落が決まった。


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